プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーンの作品情報・感想・評価・動画配信

「プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン」に投稿された感想・評価

XXXXX

XXXXXの感想・評価

3.6
あのプリンスが監督主演したカルト作品!

有閑マダムを誘惑し、金をせびりジゴロとして生活するピアノ弾きのクリストファー。そんな所に大富豪の娘が遺産を相続するというハナシを聞き、娘を騙して大金をせしめようとしたところ、娘に本気の恋をしてしまう...。

公開当時、アメリカのラズベリー賞を総ナメにした位に評判の悪い作品だけど、なかなか面白いガーエー。
プリンスの事は、恥ずかしながらあまり知らなかったんだけど、プリンスのミュージカルシーンなんかもあって華やかな作品に仕上がっていて、全編モノクロでクラシックなサイレント映画を思わせる演出になっています。
何となく『ムーラン・ルージュ』を思わせる作風で、やっぱり当時にしては斬新すぎて、観客も評論家も置いてきぼりになってしまったが故に、全く評価されなかった哀しい作品です。

製作当時の1986年と言うと、『エイリアン2』や『グーニーズ』の様なとにかくキャッチーな超大作しか受けなかったせいか、今作の不遇な扱いは残念。
全編ビザールなテイストで、これぞ正にカルト映画!と言える作品です!
とりあえず自分はプリンスをyoutubeでディグるところから始めます...。
パレードに収録されてない曲も聴けるのでそれだけでもプリンスファンなら観る価値はある。
モノクロの映像や大袈裟な演技やストーリーや演出が古典的なハリウッド映画のパロディーの様で面白い。
主人公のクリストファーはどこかプリンス自身のパロディーのようでもあり、気難しいイメージのプリンスがそんな役を自分で演じてるのが意外。プリンスのユーモラスな一面が見れて興味深い。
ymd

ymdの感想・評価

4.5
ぼくはプリンスフリークなのでこの点数だけど、プリンスに関心が無い人は特に観る必要はない。そもそもプリンス知らずにこれ観る奇矯な人はほとんどいないだろうけど。

前主演作品である『パープルレイン』はキッドという役名こそあれどミュージシャンであり、ザ・レボリューションというバンドを組んでいることからも明らかなようにプリンス自身のオルターエゴを顕在化したような自伝的な内容だったけど、この初監督&主演作では、彼が演じるクリストファーには一応ジゴロという役柄が与えられており、いささかなりのオリジナリティを持たせている。

ヒロインは映画初出演のクリスティン・スコット・トーマス。『オンリーゴッド』で強烈な存在感を示した彼女も今作ではまだ初々しく可憐な少女である。この映画でキャリアをスタートさせるというのもなかなか刺激的だ。

とはいえプリンス自身を徹頭徹尾メインに据えたキャラクタードリブンな映画なので、彼の奇妙なルックスと露悪的なファッションセンスに依る再現不能な美的感覚が合うかどうかがこの映画を観るための鍵となる。

全編モノクロームなのでキャッチカラーの紫は画面に無いが、そんなものは全く関係なく、むしろモノクロだからこそ“あの”異常な目つきが際立っていてゾクゾクする。

昼メロも青ざめるほどに官能的でB級なソフトポルノ的な物語には特段言うことはないが、素か計算か読めないシュールなジョークが至るところで炸裂するのはなかなか面白い。笑えるわけではないけど。自己陶酔の極地ともいえる映画なのであんまり観客のことを考えていないのかも。それは彼の音楽性とも通じる。まあそれがオーディエンスにウケるかどうかには大きな隔たりがあるが。

圧倒的すぎる超名作『パレード』がサントラなので楽曲自体は最高だ。ただし、その素晴らしいナンバーの数々がストーリーとしっかり繋ぎあっているかと言えば微妙なんだけど、とにかくエンドロールの“Mountains”を筆頭に名曲を演奏するプリンスを観ることができるという点だけでもファンからすればこの点数は妥当だろう。


プリンスは死んで伝説となったけど、この人はどこまでもキッチュで愛らしい男だったということをこの映画は改めて教えてくれる。映画としては駄作だが、決して忘れることのない大切な一作である。
anna

annaの感想・評価

3.5
プリンスの自作自演だからこそ成り立つ世界観。
ここまですっぽり陶酔してくれると逆に気持ちいい!
楽曲ももちろん楽しめて◎。
mz5150

mz5150の感想・評価

3.0
サントラとして発売されたパレードはプリンスのアルバム内で一番好きなのだか映画はどうしてこうなった?大昔関テレの深夜に放映されたが面白くなさそうでチャンネル変えた思い出あり。

プリンスがMV内で見せる表情はパフォーマーとして見事だが、映画俳優としてはナルシストで思わせぶりで過剰に見える。パープルレインでも感じたがミュージシャンとして見せるプリンスと映画俳優としてのプリンスの合間にイメージの僅かなギャップを感じた。

パープルレインが音楽劇とするならこちらの方が全うな映画でありサントラの使い方も今作のほうがデフォであろう。プリンス演じる男娼と金持ちのお嬢様のラヴコメディをモノクロで古風に描く、プリンスに都合のよい遊ばれ具合のCSトーマスの恋愛模様はフェミニスト激怒な都合の良い女、昔から悪い男に嵌まるお嬢様はいるわけでどこをどうしたらこのプリンスに惚れるのかわからん、まぁ報いは受けるので良しとするか。

エンドの神曲マウンテンズでこのお伽噺は幕を閉じる。
ニノ

ニノの感想・評価

4.7
プリンスファムからも不評だけど、パープルレインより好きです
バカバカしい可愛さと、街並みの綺麗さと、プリンスのカッコよさが良いです
犬

犬の感想・評価

3.2
ジゴロ

フランスのリゾート地を舞台に若いピアノ弾きをめぐって展開する恋愛映画

逃走

モノクロ作品

歌とダンスが印象的

ストーリー展開は普通
最後はどうなるか

クリスティン・スコット・トーマスの映画デビュー作
若いです
プリンスファンのための。
でも「観るに耐えない!」というほど陳腐だとは思いません。ファンだから?
一貫してるテーマが好きです。ハッピー。
あとやっぱ立ち姿やら所作が超スマート。
観終わって、もう会えないんだ…と、やっぱり切ない気持ち。
ぎぎぎ

ぎぎぎの感想・評価

5.0
「両性具有で異星人のピンプ」であるプリンスの魔法的な魅力を、映画としてのクオリティの(驚愕の)低さでバランス取ったとも言えるので当然のように擁護する。
村

村の感想・評価

4.0
ゴールデンラズベリー賞を受賞した本作ではありますが、私個人としてはとても好きな作品です。
音楽はポップなのですが、プリンス特有のブラックミュージックの要素も入っていて、最初のうちは馴染めなくても、聞く度にどんどん好きになる中毒性があります。(kiss、mountains、sometimes it snows in aprilは個人的には必聴です。)
その音楽とモノクロの映像が見事に噛み合っていて、非常に効果的です。
ストーリーは正直、パープルレイン同様そこまで面白くはないです。(私は好きですが)paradeのアルバムのPVを見ているような感覚で見るといいかもしれません。
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