ハロウィンだから地獄には戻らない！

10月はハロウィン③

廃墟でハロウィンパーティーしてたらガチ悪魔さんが乱入。次から次に若者たちを血祭りにあげるだけではなく、ゾンビに変身させてくれたおかげで、朝まで仮装要らずなパーリナイッ！を堪能するハロウィンホラー。

ハロウィンでウキウキな若者たちは、町のムカつくジジイに車の窓からケツ出し挑発したりと次から次にイタズラ三昧。「今夜恐ろしい目にあうぞ！」と吠えるジジイの予告通り、クソ若者たちに悪魔さんがお灸を据えるのが笑える。

夫が妻と子どもを殺して食って、自分も自殺した残虐な過去のある廃墟でパーティを始めるんだけど、カメラワークがポンコツなせいもあって側から見たら全然楽しそうに見えないあたりは低予算映画あるある。しかも途中でラジカセの電池が切れて曲まで無くなるという絶望感。もう大人しく家に帰れよ！

それでやることないから「鏡で儀式やって悪魔呼び出そうぜ！」みたいな流れになって、悪魔さんが本当に出てきて大暴れ…といった流れ。

この年代あるあるな『死霊のはらわた』を意識しまくったカメラワークに安心感を覚えつつも、本家とは方向性の違うグロ描写にテンションぶち上げ！前半はなかなかに退屈なんだけど、伝説的な「口紅の乳首埋め」を見るだけでも価値があると思う。噂には聞いてたけど、マジでどうなってんの？っていうクオリティ！

他はどっかで見たことあるものが多いんだけど、口紅だけはほんと唯一無二だと思う。87年というスプラッター・スラッシャーの人気低迷期なこともあり、差別化だったり何か違うことをやってやろうという意地みたいなものの現れなんでしょうね。死ぬ順番も定石とは違ってて、「お前が死ぬの？」って感じで意外性あって面白かった。それでいて、奇を衒うだけでなく情報をバラけて配置させながら収束させていく脚本の手堅さもあるからバランス感覚がかなり良いんじゃないかと思う。

あと地味に好きなのがダンスシーン。青の強烈なライトをポリゴンショック並みに点滅させながら狂ったように踊り狂うシーンがあって、ジャンプカット的な演出と空間を変に開けた固定でのアングルが相まって、ダンスによって魔界へと深化させていくような嫌な感覚にさせられた。

これはハロウィンホラーらしいハロウィンホラー。シリーズあと2作あるので、続けて見ていきます👍

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• #こんなのあるよ！だってVHSだもん☆

惨殺事件のあった廃墟でハロウィンパーティーをしていた若者達が呪われるエログロスプラッター。

みんなで鏡を覗いただけで悪魔が復活するというお手軽さに加え、ポンポンと憑依されては主要キャストだと思ってたヤツらが小気味良く次々に殺されていく思いきりの良さが気持ちイイ。

悪魔相手と気付かずにセックスして「ジロジロ見るな！」と両目を潰されたり、口紅を乳首に押し込んでおっぱいに取り込むという謎すぎるハイクオリティゴア描写もなかなかにイケててとってもナイスだった。

大統領のハロウィン2020⑩
輸入版Blu-rayで鑑賞。

これが噂の「口紅の乳首埋め」…
マジで違和感なく吸い込まれてったし、吸い込まれた後の穴というか、跡も残ってなくてビビる。3回見た。

で、その口紅埋めをするのが…
また出たー！！！リネア・クイグリー！！！！

一つ前に見た『新ハロウィン（DVDタイトル『呪われたハロウィン』）』で脱いでた人！今回もまたおっぱい晒してるやんけ！
何なら登場シーンから股間のアップだったわけで、特典のインタビューもボンテージみたいなドレスに前屈みスタイルで受けてたわ。プロだわプロ。リアルプロ。

ちなみに、リネア嬢は本作の3年後、同じく特殊メイクを手がけたスティーヴさんとご結婚されます。さらにその2年後、離婚します。でもニコニコして答えてたー！

一方スティーヴさんは駆け出しの頃、『遊星からの物体X』『ロボコップ』のロブ・ボッティンに師事してて、本作の前は『プレデター』、以降は『アビス』→『スピーシーズ』→『X-MEN2』→『スパイダーマン2』→『宇宙戦争』その他諸々と、実はスゲー人でした笑

作品そのものは『死霊のはらわた』を下敷きに、トイレでの覚醒、出入口が壁になるなど、原題にもその名がある『デモンズ』の影響も受けてると思われる。

出てくる女優さん皆、尻か巨乳を晒してる上、アンジェラさんのヘヴィ・メタル meets セクシーダンスの迫力に代表される、暴力的なまでの画面圧が唯一無二。

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