ギロチノイドってタイトルにした経緯が気になる！ギロチノイドって一体なに〜？？

魔女が出てきます。
若い女の子が怖い目にあいます。
天井から何か落ちてきたりします。
赤緑の照明効果をつかってます。

• #やかんなし

魔女狩り映画を撮るため訪れた家が、300年前 魔女狩りがあった場所だった！映画関係者が次々と血祭りにあげられる！
みんな大好きノーマン・J・ウォーレン監督🥺💕スプラッター度が高くなるのはラスト30分前から！急に人がどんどん死んでいくから楽しいよ！タイム・ワープ・ゾーンみたいな超常現象は盛り上がるし、浴槽発火、車が宙を浮いたり最高ー🥳

• #70年代
• #アメリカ
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• #オカルト
• #ホラー
• #スプラッター

映画プロデューサーのジェームスは魔女の復讐をテーマにした映画を製作し、その試写会を関係者を呼んで自宅で盛大に行う。そのパーティで従妹のアンは余興で催眠術にかけられるが…というストーリー。
「悪魔の受胎」のノーマン・J・ウォーレン監督による、魔女の呪いが現代によみがえるオカルトスラッシャーです。
催眠術にかかったアンは指示もないのに壁に飾られた闘犬を振り回してジェームスに斬りつけ大騒ぎとなる。その夜、出席した女優のキャロルが何者かに殺され、関係者が次々に殺されていく。実は映画の内容はジェームスの先祖の話で、ジェームスは魔女に憑りつかれたアンの仕業ではないかと疑う、という内容です。
300年前に魔女狩りで処刑された魔女の呪いが復活して、処刑した領主の子孫に復讐していくというストーリーですが、正直ストーリーはどうでもいい感じで無茶苦茶です。何で現代になって魔女が復活したのかもわかりませんし(ボンクラ芸人のえせ催眠術のせいかと思ったらなんか違うみたいだし)、子孫であるジェームスと従妹のアンを優先的に殺さずに、知り合いの女優やアンに絡んできた酔っ払い、警官等まるで関係ない人達ばかり優先的に殺されていくのも意味わかりません。ストーリーよりも関係者の殺されっぷりを描くことこそがメインなんでしょうね。
犠牲者達の殺されっぷりはそれがメインだけあってバラエティ豊富ですね。ナイフを画面いっぱいにアップにした一人称カメラで美女がメッタ刺しにされるジャーロ的な殺され方に始まり、ワイヤーが首に食い込んで落下して忍び返しに串刺しになったり、落下した照明の下敷き、無人の車に何度も轢かれたりと多彩な死に様を見せてくれます。特に撮影スタジオでポルターガイスト現象に襲われ、全身にフィルムが巻き付いて階段を転がり落ちた末にガラスが落ちて来て首を切断されるシーンは、VHSのジャケになってるだけあってこの作品一番の見所といえるんじゃないでしょうか。首が完全に切断されてない所が嫌らしさ感じさせて良いですね。ちなみに、「ギロチノイド」という邦題だけどギロチン感あるのはここだけです。「どうして殺されたか」よりも「どう殺されるか」に力入れて作られてる所もジャーロ的といえます。
前半はナイフで刺殺されたりといったものですが、後半では撮影スタジオのバスタブから炎が吹き上がり、セットが倒壊したり、車が宙に浮きあがってそのまま宙を移動したり、家具等が飛び交う派手なポルターガイスト現象が起きて中々見応えあります。
魔女を扱っている点や赤や緑といった原色を強調した照明、ナイフで執拗に刺す殺人シーン等明らかに「サスペリア」の影響というか、パクって作られてます。
ラストも「アンが犯人だったのか？」といった疑問には答えずに「魔女の呪いで全員死んだ！はい、終わり！」という感じでバッサリ終わる所が清々しささえ感じます。ラストの磔も何か印象的。
映画としてはあまり面白味はないですが、バリエーション豊かな殺人シーン等はホラーファンなら見応えあるんじゃないでしょうか。