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『ヘルナイト』に投稿された感想・評価

タランティーノもお気に入りの知る人ぞ知る80年代ホラーの佳作。

劇場公開時、小学校高学年か中学生に入りたてだったと記憶しているが鑑賞している。その年齢では、作品の理解力や、そもそも字幕で読める日本語の表現の語彙力も小中レベルなので、自ずと劇場で洋画を見る作品はホラーに偏り、その後のホラー街道を突き進む映画人生を決定づけた「シャイニング」と並んで自分の中では忘れられない作品。

今回、2018年に日本でも発売されたHDリマスター版のブルーレイで再鑑賞。

本作が「13日の金曜日」を筆頭とする80年代に大量生産された“スラッシャームービー”と一線を画すのは、やはり、スター俳優の存在と、恐怖描写の緩急が巧みなよく練られた脚本。

「シャイニング」のジャック・ニコルソン、シェリー・デュバルと比較すると、失礼ながら格は落ちるものの、当時は「エクソシスト」の怪演でスター街道を走り「ローラー・ブギ」等の青春映画でも活躍していたリンダ・ブレアが主演。また共演にアイドルスターでありながら一流プロテニスプレイヤーとしても人気を博したヴィンセント・ヴァン・パタンと、それなりに豪華。

何よりも、過去に一家心中事件があったとされる惨劇の舞台となるゴシックスタイルの豪邸の佇まい、その存在感が圧倒的。作品内で度々挿入される特徴的な塔が幾つも立ち並ぶその夜の外観は不気味さ満点。

ストーリー自体は、大学の入寮式の定例イベントとして新入生の男女各2名=計4名がその館で一夜を過ごす中で謎の殺人鬼によって次々と殺されていくという、まあありきたりな内容。

しかしながら、80年代初頭の作品にしては、ちゃんと脚本が練られているので、じわじわと忍び寄る恐怖、ジラシ、終盤の殺人鬼から必死に逃げるヒロイン(「テラー・トレイン」から着想を得たとの事)など、ホラー演出と見せ方が上手い。

ゴシックスタイルの豪邸に合わせた内装、登場キャラクターたちもその世界観に合うよう仮装パーティー設定なので、健康的でちょっとふっくらしたリンダ・ブレアはピッチピチのビクトリア朝のドレス姿で終始奮闘。照明を極力使わず、何百本ものロウソクの灯りだけで撮る屋敷内の映像も美しい。豪邸の広い敷地を存分に活かした数々のスリリングなシーンも盛り上がる。地下道の追っかけっこのシーンなんて、今見ても手に汗握るもん。

最初の殺人なんか、ストレートに残酷なのだが劇中ではしつこく見せないので昨今のスプラッター描写がお好みの方には向かないかもしれない。また、殺人鬼の正体に関しては、劇場公開時の子供心ながらにも非常に後味が悪く思った。おそらく今の時代ではコンプライアンス的にNGとなる設定(アルジェント監督の「フェノミナ」の犯人像をどう捉えたか?に通じる)なので、殺人鬼(そもそも“鬼”と付けて良いものか?)の特殊メイクが弱いと感じる人がいるかもしれないが、その正体をよくよく考えると実はリアル。演じた役者さんの容貌がそれ自体不気味で怖いのは凄い。

閉じ込められた若者たちの脱出の妨げとなっていた鉄製の門扉を上手く使ったラストの下りもかなりいい。

以降はセル版ブルーレイの感想。

残念なのは、作品冒頭に注釈は付くものの、HDリマスターとは信じがたいほど映像が悪い。正直、DVDと変わらない印象。選べる音声設定も2.0chのみ。

ただ、特典映像がもの凄く贅沢。

プロデューサー、監督、リンダ・ブレアの音声解説では、ヴィンセント・ヴァン・パタン演じるプレイボーイが、本来ならトップレスの女優さんとのベッドシーンを演じる筈(監督はポルノ映画出身)だったのに、当時、ヴィンセントがテレビ版「チャーリーズ・エンジェル」のファラー・フォーセットと当時付き合っており、そのシーンの撮影日にたまたま撮影現場見学に訪れ、ヴィンセントが断固として拒否した為、妥協案としてシルエットでベッドシーンを演出するに至ったなどのぶっちゃけ話等が聴いていて楽しい。

おそらく2017年以降に撮影されたと思われる主要キャスト・・リンダ・ブレア、ピーター・バートン、ヴィンセント・ヴァン・パタン、スキー・グッドウィン、ケヴィン・ブロフィ、ジェニー・ニューマン、監督、脚本家、プロデューサーの撮影当時を懐かしむ単独インタビューや対談映像がそこそこ長さがあり、「マリファナを吸ってあのシーンに挑んだ」とか、これだけ歳月が流れた後だから言えるであろう濃い内容。

ピーター・バートンは、フランコ・ゼフィレッリ監督の代表作「ロミオとジュリエット」のロミオ候補として良いところまで残っていたのだとか。なるほど、当時も、歳月を経た後も甘い顔立ちが特徴的な分かりやすいイケメンぶり。

一番驚いたのは、本作の裏方スタッフにケヴィン・コスナーが参加していて、当時、俳優に転向しようかどうか悩んでいたという逸話。

それ以外にも豪邸の舞台となった今や観光ツアーで訪れる事もできるという屋敷の紹介などなど。

自分のように作品に思い入れがある方なら購入しても損はないと思う。

気になるのは、監督かプロデューサーのインタビューでは、本作のリメイクを本気で考えているとの事であったが、その話は結局ぽしゃったの?
3.3
リンダブレア vs 殺人鬼!

一家心中のあった曰く付きのお屋敷で一晩過ごす。そんな新歓イベント『ヘルナイト』に参加した4人の男女が殺人鬼に惨殺されていくスラッシャー。主演は『エクソシスト』のリンダブレア。幼少期にガチ悪魔に打ち勝った少女が今度は現実の殺人鬼から逃れられるか?という何となく熱い?展開!

学生社交クラブの入会条件がこの肝試し『ヘルナイト』に参加することなんだけど、鍵を掛けられて出られないようにされるだけでなく、ギブアップの時用に鍵を壊すための銃まで渡されるとか危な過ぎない?そんで案の定、先輩会員たちも侵入してあの手この手で怖がらせようとしてくる→ガチ殺人鬼乱入の流れ。

マイケルマイヤーズみたいな仮面被って、マジックミラーの向こう側に待機→鏡の前に女子きたタイミングでうまく位置調整→鏡に映る女子の顔がマイケルマイヤーズに!な手の込んだイタズラが笑った🤣しかもそれ見た女子が「薬キメ過ぎで肌の調子が悪いわ…」で終わらす鋼メンタル!😂イタズラ先輩あえなく撃沈…笑

古びた屋敷というゴシックホラーと殺人鬼に一人ずつ殺されていくスラッシャーの組み合わせはバーヴァ『処刑男爵』のようで、あちらがジャーロ的であったのに対し本作は典型的なアメリカ式スラッシャーって感じで割と面白かった。こいつはすぐ死ぬやろな…ってやつがすんごい良い奴で必死にみんなを助けようとする熱い展開もあり、しかもその時の柱の影を利用したスリリングな演出も手堅くて良い。

というか、そもそも自分の家に勝手に若者たちがワイワイ侵入してきたら怒るのなんて当たり前だけどね🤣最近の『リビング・ウィズ・ゴースト』とか、勝手に侵入してパーティしてた若者たちが、途中で現れた家主に向かって「お前が家主である証拠は?サッサとすっこんでろ!」とか逆ギレしてパーティ継続してたし、それに比べたら遥かにマシだけど!笑
不法侵入許すまじ!


ボンクラたちの学生クラブの新会員歓迎イベントの目玉は、曰くつきの館「ガース邸」で一夜を過ごすこと。
そこは、かつて一家無理心中事件が起きており、末っ子のアンドリューだけが今でも住み続けていると噂されていました。
アンドリューは生まれつき言葉が話せず、唸り声を発するだけの異常者とも言われていましたが誰もそれを本気にはしていませんでした。
だがしかし・・・
と、古い洋館に潜んでいた殺人鬼に次々とボンクラ学生が殺されてゆく典型的なスラッシャー映画であります。

主演は「エクソシスト」のリンダ・ブレア。
この頃は、かなり顔が丸く、全身ムチムチですな。
「エクソシスト」で必要以上にゲロ吐いたりして熱演してしまった為か、はたまた映画の呪いなのか、その後のフィルモグラフィーが、オカルトやホラー、それから女囚ものと、見事にB級街道を邁進する結果となった女優さんです。
ブルーレイ収録の映像特典を観ると、現在の風貌は何だか大阪のオバちゃんみたい。
共演者の一人がプロテニスプレーヤーと俳優の二足のわらじを履いていたのが珍しい、ヴィンセント・ヴァン・パタンで、いまの方が渋くて格好良いオジさんになってます。
テニスは世界ランク25位までいったそうで凄いですよね。
現在はポーカーにハマっているということです。

もう古い映画なので、特殊メイクも稚拙ですが、スラッシャーホラーとしては普通に楽しめるレベルではあります。
かったるいシーンもあるし、本格的に殺人鬼が活躍しだすまで少々退屈ではありますが、時折センスが感じられるカットが散見されたり(リンダ・ブレアの背後でシーツが盛り上がるところなんて、ちゃんと怖い!)、終盤のスピーディな展開は悪くないです。
余韻が残るラストも印象深い。
分かりやすい伏線とその回収も微笑ましいじゃありませんか。

殺人鬼にしてみれば、勝手に自分の住処へ土足で乗り込んできた不法侵入者を排除しようとしただけなのかもしれないので、そう思うとラストがちょっと切ないかも。
いや、だからといって殺しちゃだめなんだけれど!

本作は、かなり真面目かつ良心的(露骨なセックスシーンが無い等)に撮られたホラーだと思うのですけれど、設定上おかしなところが多々あって、最大の謎が「そもそも殺人鬼は本当にアンドリューだったのか?」なんですよね。
だって、この肝試しイベントはもう12回ぐらいやっているんですよ?
なので、もし隠れ棲んでいたなら何故に今回に限って出てきたのか?
今までセミみたいに寝てたの?(苦笑)
もしかして、寝ぐらにし始めたホームレスか何かだったんじゃないのでしょうか。
キチガイのホームレスってのもヤバイけれど(汗)
そう考えると、「実は殺人鬼は●●●いた」というサプライズも理解できるのですが。


残酷描写はかなり控えめ。
首チョンパや首グルンなどありますがゴア描写そのものに焦点をおいてはいないような気がします。
なので刺激的というより、古き良きスラッシャーといった趣き。
ゴシックな洋館の雰囲気が今みると逆に新鮮なのもあり、スラッシャーホラー初心者の方に特にオススメします。

キャストのインタビューや対談映像を見るかぎり、割と長い撮影期間で、キャストやスタッフが和気藹々と良いチームになったらしいことが伝わってきます。
中尾ミエ似のスキ・グッドウィンがヴィンセント・ヴァン・パタンとの対談の中で、「日本では「炎のランナー」より興行収入が高かったのよ」との発言あり。
何十年たっても嬉々としてキャストが語れる出演作ってところが良いですよね。


※再レビュー


テレビ放送、セル・ブルーレイにて

『ヘルナイト』に似ている作品

スクリーム

上映日:

1997年08月23日

製作国:

上映時間:

111分

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配給:

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上映日:

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ジャンル:

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  • ワーナー・ブラザース映画
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上映日:

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製作国:

上映時間:

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配給:

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上映日:

2020年06月12日

製作国:

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3.1

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