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『ゲスト』に投稿された感想・評価

ヒロ
3.8
【この世はフィクション】
『シルビアのいる街で』の大ヒットを受け、世界各国の映画祭に招待されたゲリンが、2007年9月から2008年9月までカメラを片手に世界中を回った旅日記。

ホセ・ルイス・ゲリン。
彼の目にフィクションとドキュメンタリーの境界線はどう見えているのだろうか?
神なのかなんなのか、この世の創造主とされている者が監督の『地球』という作品に出演するホセ・ルイス・ゲリンという役名を与えられたその男はカメラを片手に世界各国を旅する。
居住権を訴えデモを起こす者、世界の終末を身振り手振りで喚き散らす者、人生を悟ったかのような少女、雷雨の中愛を叫ぶ者、世の不平不満をラップに乗せて歌う者、遥か彼方の空を見つめる銅像、ひたすら餌を追い求める犬………etc。
名もなきホストとしての出演者たちの姿がゲストであるゲリンの構えたカメラに偶然収められる。
彼の中にドキュメンタリーなどは存在せず、すべてがフィクションに映っているのか?

飛行機の窓から見える景色からのポン寄りポン寄りポン寄り→ジャズが流れ出しタイトルどーん、、、ってジャームッシュかよ!!!と冒頭から永遠にオシャレ。メリエスやチャップリンへのリスペクトも見えたり。字幕消してサイレントにしてカフェなんかで永遠に垂れ流しておきたい系作品。

“この世はフィクション”なのかもしれない。という結論。

オシャレ。

《ミューズとゲリン ホセ・ルイス・ゲリン監督特集上映》

2017-21
mi
4.2
映画祭の間なんて、各地でうまいもん食って酒飲んで、あいつの作品がどうだこうだ、そういや○○監督いらっしゃいますんで、ぜひご一緒に!みたいな偉そうなことやってるのがベースだとすると、ゲリンさんストイックすぎんぜ。って行動と視野の広さに尊敬の念を抱くしかない。これが映像作家先生でございます。
世界各国には必ず人類滅亡論者が広場を占領するというしきたりがあることがはっきりわかるし、実は「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の先駆けでもあるし(超洒落てるが)、人の撮り方がちょっとワイズマンぽくすらあるように思えた。
ゲリンの撮るアジアとかめちゃくちゃ新鮮だし、殊の外ゲリンも興味を示しているように感じた。
アジアに限らず被写体への興味の示し方が抜群で、切り取り方も抜群。
終盤アケルマンがフィクションとドキュメンタリーについて言及してるところ、部分的に切って常に見れるようにスマホに保存しときたい。
菩薩
4.3
目の前で起きている出来事にカメラを向けたものがドキュメンタリーで、カメラを向けた先で何かが行われるのがフィクションであるならば、ではその明確的な境界線はどこにあるのか、各地の映画祭を巡るゲリン自身がゲストになり、その旅路の中で答えを探る野心作、という捉え方を自分はしたのだが、果たしてそれが正解かは分からない。かつそのゲストなるものが何を示すのか、一重にその地に生まれ育ったものがホストであり、他の地からやってきたものがゲストと言うわけでもあるまい。世界各地で音楽は鳴り響き、広場では狂信的に神への信仰を叫ぶ者がおり、それを冷ややかな目で蔑む者もいる。イスラエル・パレスチナ間ではどちらがゲストなのか。映画は何時から?と聞く子供達におそらくは2本指を立て、2年後の完成を伝えたかったゲリンの意図とは裏腹に、朝の2時から上映があるのだと心待ちにする彼ら。映画と観客の間にある隔たりとは、常にそう言うもののような気がした。

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