この前レビューした『九龍の獅子』シリーズ第二弾！
チョイ・ガムコンやサイモン・ユエン・ジュニアなど、曲者揃いのキャスティング🔥

今作でも、大陸からやってきたならず者たちが、強盗に手を染め破滅的な人生を送るストーリー。

前作に比べ、キャストは豪華になったものの、面白さや異様な迫力はパワーダウンしたかな💦
今作でも、九龍城砦らしき建物が出てきて、ラストの銃撃戦などに登場してます！
銃撃戦は異様に迫力あります❤️‍🔥

主演のチョイ・ガムコンは、今作のような悪役から脱皮して、90年代は色情三級片(ポルノ映画)に引っ張りだこになります😱

サイモン・ユエン・ジュニアは、『妖怪道士』シリーズに主演しており、コメディが得意でしたが、今作ではドシリアスなイメチェン！！😲

強いて言えば『俺たちに明日はない』的な、犯罪者の破滅を描いてました。

演出面がかなり古かったり、香港警察の堕落など描いており、結構キワドイ作品でしたが、80年代当時のジャッキー映画やサモ・ハン映画などのアクションコメディでは、決して見られない攻めた作風が印象に残りました🥺🫶

JAIHOにて字幕鑑賞。

あらすじは中国からの密入国者による犯罪が多発する80年代の香港
事態を重くみた香港警察は刑務所に収監されている元警官の中国人トン、キンサン、ホクワンの3人をスパイとして送り込むことに…
秘密捜査官ビギーの手を借りて、香港の裏社会へと潜っていくが…というもの。

”俺たち3人は死ぬ時も一緒だ“

直接的な繋がりはない続編
九龍城砦は今作では出てこず

中国からの密入国者が犯罪が横行していた時代背景をベースに友情と破滅を描いた香港ノワール・アクション

罪を犯したとはいえ腐っても警官
犯罪者相手に色々とやらかす笑
普通に殺しちゃってるし笑

バレそうになったら平気で見捨てる場面は真に迫る演技でまじでビビる！笑
こっちも騙された笑

暴力描写はちゃんと陰惨
ネズミを使った拷問を食らっても仲間のことは売らないビギーの漢気に痺れる
死ぬ直前のトンとの会話も相まって余計に悲哀に満ちてる

ホクワンも口が軽いにも程があるけど裏切り女を思いっ切りボコるのには笑った
空港逃走劇はなかなか良かった！

クライマックスは九龍城砦っぽい高層アパートを舞台に激しく火花散る銃撃戦

アクションはやっぱり香港映画味をしかと感じられる

犯罪者達の悪行も恐ろしいけど、潜入捜査が明るみになりマスコミからの非難を恐れて口封じを図る警察上層部が1番怖い…

今作のBlu-ray欲しいし、あと3作目、4作目とシリーズ作あるらしいけど観たいな

• #ヒロ吉2025年旧作配信
• #香港ノワール
• #アクション

邦題だとどれが何作目かよく分からない省港旗兵シリーズ第二弾
よりパワーアップした作品となっていた


罪を犯して香港で捕まった元中国警察の三人が香港警察のスパイとして香港の闇へと入り込んでいくというストーリー
前作と同じように大陸から出てきた男たちの悲哀を描いているんだけど、出てる役者が結構見知った顔が多かったりアクションも派手になったりして娯楽映画としての完成度は上がったように感じた
主人公の三人の中に林國斌とサイモンユエンJr.がいるというのもデカいと思う
あとなんといってもアレックスマン！悪役のイメージが個人的にはあったけど、やっぱり男前なので彼が出るだけで画面がパッと明るくなるなと再確認した
香港映画にある滅びの美学を90分もない尺でまとめて見せたマイケルマックの手腕は流石


アクションはややカットごとの繋がりが悪いところはあるんだけど、体を張ったスタントを含め画のインパクトが強くて見応え抜群
個人的にはボリューム、内容共に満足だった


アクション映画として更にパワーアップを遂げた続編
因みにアンディの出てる3作目は日本未発売、4作目はバイオレンスポリス2のタイトルでリリースされてます
なんでやねん！