こ、怖い、、、


そもそも麻酔の実験を自分にするなら信用できる人間に助けてもらわにゃならんし、自分が恨みを買っていない人間という自信がなきゃ、それかよっぽど鈍感でなきゃ無理だろなあ😅


で、ヒロインは科学者。天才故の飽くなき探究心と捉えよう。


ヒロインは、受けた傷、数奇な運命に、
降りかかる疑惑と、まあ、大変😰。


68分サクッと！
ラストは意見分かれそう。


うーん、自分は物足りなかった😐。
でも、良くできてるし、人間のいやーな部分を突かれた感じは好き😏。

4〜50年代ノワール特有の人格ガバガバ設定(整形で別人化！)もツッコミの余地ないくらい速くて面白い。人称の捻れ≒アイデンティティの失効。それぞれが己の欲望に忠実に動いてて、主人公が行動を起こす契機が復讐心というあたりマン映画の萌芽を感じる。クライマックスの仰角もキマりすぎてて気持ちいい。あのラストは納得いかんけどな…。

初期A・マン監督が「Tメン」(1947)の前年に手掛けた医療系スリラー。

研究者のノーラは自ら開発した麻酔薬の実験中に、婚約者スティーブン博士に横恋慕した同僚女性の罠で顔に大火傷を負ってしまう。。。

なかなか面白かった。A・マン監督の無駄なく物語に引き込み興味を惹き続ける演出は初期から発揮されていたことがわかる。

女性が顔面に大火傷を負う映画といえば「顔のない眼」(1959)が有名だが、ずっと先駆である本作以前にはあったのだろうか？主要登場人物となる女性３人が、男同士とは種類の違う仁義なき争いを繰り広げるのが興味深い。女性同士の陰湿な関係は昨今のレディース・コミックの元祖とも言えるし、女性の顔面包帯のルックは楳図かずおの少女恐怖コミックの先駆けである。

しっかり研究しないと断言できないが、女性と美とアイデンティティを描いたパイオニア映画として記憶に留めておきたい。