パニック映画でハラハラドキドキしたかったのに、展開がつまらないしオチも最悪ー…

飛行機に乗って、ルートがおかしくなって、機長がなんか死んでて、乗客もどんどん消えていく。

ってだけ。

犯人なんてすぐ分かるし、そのうちSF展開になってっちゃうし…

でもキャストは皆さん良かったです♪
なんと、管制官役がマーク･ハミルでした！
スターウォーズの初代(?)ルークですよー
まあ、普通～のおじさんになっちゃってましたが、それが良かった☆

とにかく、面白いはずなのに超つまらなく作られてしまった、可哀想な作品でした……

嵐の中飛行する旅客機。乗客の一人が旅客機が旋回し目的地と違う方向に飛行していることに気づく。更に乗客が機内から蒸発する事態も起き初め…というストーリー。
マーク・ハミルが管制官役で出演している旅客機を舞台にしたパニック・スリラーです。
前半は飛行機内で乗客が次々と蒸発したり、機が旋回して目的地と違う方向に向っていたり謎の荷物も貨物室に積み込まれていたりと次々と不可解な事態が起きていきます。管制官の呼びかけにも応じない機に対して軍からハイジャック機として撃墜命令も出ます。ここら辺は「フライトプラン」のような航空機スリラーとして進んでいきます。
乗客たちも彼女に振られて酒浸りになった何かと大騒ぎするアル中男、行き過ぎた軍事活動を行った軍人二人、謎の荷物を運んでいる老人、武器商人と護衛二人、正体不明の男性CAなどキャラ立ちまくったメンツが揃ってますね。ただ、誰が主人公なのか後半まで解り辛いですね。アル中男と美人CAが一応主人公だったのかな？
蒸発した乗客たちが死体で発見されたり、機長達が殺されていることが判明する下りはサスペンス的に盛り上がって悪くなかったです。そこからの中盤過ぎに犯人が判明し、その目的も犯人の口から明らかになるなど怒涛の勢いで展開します。
そしてここからの後半は中国の閻魔大王や雷神などが登場するまさかのオカルト展開になっていきます。この方向転換は純粋に航空パニック物やサスペンスを期待した人は怒るでしょうが個人的には無茶苦茶すぎて好きでした(笑)雷神が次々人に憑依する所はほんのちょっと「悪魔を憐れむ歌」を彷彿しました。
ラストの展開もかなり無茶苦茶でしたね。乗客の皆潔すぎ＆自己犠牲精神強すぎ。ロベルトみたいに「まだ死にたくない！」と抵抗する方が普通でしょう。そこは悪役のアイツも最後まで抵抗しててその最後の行動は感情移入出来ましたね。結局ロベルトは何だったんだろ？正体不明だったけど別にテロリストだったわけでもないですし。最後のオチもそれができるならあんなぎりぎりまで待たずに最初からやっとけと思いましたね。
前半は普通に航空サスペンスという感じだっただけに後半の落差の酷さに評価低いのもわかりますが、個人的にはこういう無茶無茶な展開好きなので割と楽しめました。

何この映画💢
嵐🌀が近づく中、一機の飛行機✈️がNYに向けて離陸🛫その中には客室乗務員ロベルト、ローラ、ハリエット、お客さんには地理の教師👨‍🏫ボブ、元婚約者の父はリビア🇱🇾の過激派グループに所属していたアラン、武器商のマックスとその護衛ルークとスモーカー、一人旅中の女性レイチェル、カップル👫、古代中国の壺🏺を運んでいる老人ジョージ👨‍🦳、兵士のサムとケニー🪖、軍事訓練で娘を亡くしたシノギなど要注意人物ばかり乗っていた。シノギが針路が外れていると発言。ボブもいなくなる…管制塔にいるマルコムはその日が仕事の最終日、無線も繋がらない飛行機がレーダーから消えてしまった。