キャスト欄にないけど主人公、盧俊義は丹波哲郎さんだったので驚いた。
黒沢年男さんも出ている。

盧俊義は計られ罪人にされる。
役人たちは金次第で動き、賊は悪なのだろうがどちらが正しいのか分からなくなる。

映画の感想…中国版西部劇みたいだと思った。
一対一の勝負、技が決まると歌舞伎のツケの音が聞こえるのが面白い。

ティ・ロン、デビッド・チャンらショウブラザーズオールスターに加え、日本から丹波哲郎と黒沢年雄という超豪華キャスト。

感動するほどの“義”。ラストの五対五（乱戦アリ）と盧俊義対史文恭。兄弟子と闘いながらも弟子達を気にかける史文恭の姿がよかった。

水滸伝の知識が全くないため登場人物の名前がよくわからなかったり…ちょっと長いかな。ただチャン・チェ節は炸裂。アツさと残酷描写はピカイチ。たまらんでした。

• #カンフー沼

丹波がお姫様かっつーくらい囚われては救出され囚われては救出され…どーしたいのさ丹波！！寝取られ夫だし妻と愛人に嵌められて梁山泊のみなさん巻き込んで、の末に黒沢年男を殺れない…デビッドチャンと少し頭足りない斧のアイツが何度もアシストしてるのに殺れない。アンビバレント丹波。こんな優柔不断な丹波はじめて。で、渋い顔してどーするの？ってやっぱし梁山泊についていくのか丹波。おい！梁山泊のみなさんも人が良すぎる。イライラして最高に面白い。アンビバレント丹波のキャラはチャンチェの世界では珍しい。キャバクラ通いが大好きなデビッドチャンは今回もまたお肌みせない衣装で得意のゴロゴロ。セリフほとんどなかったティロン兄貴の首にしてた数珠みたいな玉のデカさ凄かった。

⭐︎DVD特典の丹波と黒沢年男のインタビューも面白かった。最初は三船と仲代だったらしいけど予算的にこの2人に。丹波は出自が中国らしいつって家系図まで披露してくれた。黒沢年男は「監督ってホモセクシャルなのかな？」メインの撮影の時しか来ない。眼帯をしている。照明は日本からスタッフが。このあとにブルースリーが流行って、このオーソドックスなスタイルの撮影は古く感じてしまった。ショウブラザーズの撮影所は東宝の5倍くらいの敷地…。ホテルのアメニティは全部丹波の名入り。