【do you hear the people sing
singing the song of angry men?】
名作再鑑賞。
ミュージカル作品は特に繰り返し観ているものは片手間にも鑑賞できるので部屋ではBGMにしてしまっていることが多い。
この作品も観るものがない時、部屋でBGMと化している作品の１つ。
アカデミー賞での主要キャスト勢揃いで歌った「one day more」はかなり圧巻だったけど、何故かラッセル・クロウが出てくると笑えてしまった笑
あと世界中のジャン・バルジャンが集まってそれぞれの国の言葉で「do you hear the people sing,singing a song of angry men?」を歌っている映像がYouTubeで観れるんですが、この映像がカッコいいです。興味ある方、ぜひ観て下さい。日本のジャン・バルジャンとして鹿賀丈史さんが参加してます。
ジャン・バルジャンの一生が描かれているためオーディエンスのニーズに応えきれていない部分は多いと思う。正直もっとコゼットとマリウスの関係は丁寧に描いて欲しいなとか、歌で状況描写してるので説明的になってしまっているとか。
でもミュージカルって結局そういうもんですよね笑
役柄と状況に合わせて歌のメロディラインが特定されているので物語や心情が曲できっちり表現されてるし。
ただ、ミュージカルをそのまま映画にしてしまった感は否めず。映画にするのであれば映画らしい表現を入れて良いと思う。それこそストレートにセリフで表現することはすべきだったと思う。
「民衆の歌」はやはり名曲です。
エディ・レッドメインの顔と声のギャップに未だ慣れないですが。
それにアン・ハサウェイの歌唱シーンは観れば観るほど引き込まれます。実は3時間の本編中30分くらいしか出てないんですけどね、この人。あのシーンは助演女優賞獲ったことに納得せざるを得ないです。
ということで、ミュージカルが苦手な人に1番おススメできないタイプのミュージカル映画ではないかとおもいます。
ミュージカル映画に挑戦してみたい方は近年のものでしたら「ムーランルージュ」か「レント」辺りが良いかと思います。
「シカゴ」は1回しか観てないけど面白くなかった記憶しか無いのでもう一回観てから‼︎
