同棲4年目アラフォーカップル、猫🐱を引き取る
猫🐱を迎えるまでの30日間、2人の暮らしは変化していく
仕事を辞め、ネットは解約、1ヵ月を2人自由に生きていく

猫ちゃん🐱の独白で始まるという奇妙な開幕だけど
声がすっげーザラザラしてるのよ…もうザッラザラ…
最初本気でホラー始まったのかと思っちゃったよ😱

自分は多分こんな感じの映画が苦手なんだと思う
言いたい事は分かるけど…みたいな
つまり人生大切に生きろって事でしょ
歳取ってからじゃ間に合わない物もあるって事でしょ
生き方に後悔してる30代に一番刺さる映画だと思う

同棲4年目を迎えた35歳のソフィー(ミランダ・ジュライ)と恋人ジェイソン(ハミッシュ・リンクレイター)。ある日 怪我した猫パウパウを見つけ保護すると決める。シェルターに預けられた30日間で2人の心境が変化し生活を見つめ直そうとする話🐈‍⬛

パウパウを迎えるまでの30日間でタイトル通り未来について考え模索しようとする2人。先延ばしにしてきた将来について考える30日間。

何となく過ごしていると将来に不安になるのはわかる。私自身、不自由はないが会社の歯車としてこのまま過ごしていいものか模索した。良きタイミングもあって数年前に経営の方に携わることになったがチャレンジして良かったと思っている。

新しいことへのチャレンジは不安だらけ。大人になれば尚更だ。こうなるはずだったと思うも気づくとこんな歳。周りと自分とを比べて焦りも出てくるし。そんな2人を猫であるパウパウが語りを加えてるのが独特w

ファンタジーの要素も少しあって世界観は2人の行動と共にかなり飛んでるかも。行動に関しては共感は出来ないけど、ただもがき苦しむ姿に自分と重ね合わせる人はいるかもしれない。


物事の見方を変えると随分と景色は変わる。
そうも感じた映画だった。
いつも思うことだけど物事に対して常に多面的にアプローチすることが大事だなと。そうして初めて見える景色もあるし、当たり前と思ったことがどれだけ幸せだったのかも気づけるのかなとも。


生きている間はほんの始まり。
死して始まりが終わる。


直感的にとても良い映画だったけど…それ故に哀しみ含めたこの結末ではなくて別の結末を用意して欲しかったのが本音だったかなぁ🐈‍⬛

始まりに過ぎない今(ニャウ)を悔いなく生きたいとも思った。

• #黄色Tシャツ
• #エッシャーのだまし絵相対性

変われない
変われなかった自分がいる
世界を動かしたかったのに
自己が存在するための自意識
過去は痛々しく容赦なく
ソフィーににじり寄る

紫陽花のような色合いの窓
ずっと画面に映し出されてた

怪我をした猫パウパウ
僕は二人が迎えにきてくれるのを
待っている
僕は二人のもので二人は僕のもの

夢を見ることは自分をつくる
その事をパウパウが語りかける🐾

幸せでも思考停止
悲しかったらもっと停止
確かな判断なんかできないエポケー
でも辛くても世の中は動いている
その方がいいに決まってる

最悪からの再出発の夜
彼女は明日の朝にいなくなる


タイトルは制作中に「satisfaction」 から
「the future」に変わったそうです