グロリアの青春の作品情報・感想・評価

「グロリアの青春」に投稿された感想・評価

GLORIA (G-L-O-R-I-A)
GLORIA (G-L-O-R-I-A)
グローーリア (ジーエロッオアエイッ)
グローーリア (ジーエロッオアエイッ)
グローーリア

がジジイとエロいことしてオエーッ

て映画でした!さらば青春!
冒頭、若者のごとくクラブに踊りに行って相手を探す様子が描かれるけれど、そのあと映画が進むにつれて、年齢を重ねていることによる違いがだんだん浮き彫りになってくる。若者のような活気はない。若者のような恋愛はできない。何十年もの月日の間に形成してきた環境や価値観の違いは無視できない。築き上げてきたものの違いというのは、もしかしたら、育ってきた環境の違いより致命的なものなのかもしれない…
若者とはちと違う、老いやら子育てやら更年期やら乗り越えたシニア女性の恋愛もの。主演のパウリーナ全裸も濃厚ラブシーンも披露。いやあ、確かに前向きパワフル、ギラギラ。だけど、ちと苦手な映画でした。
santasan

santasanの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

オバさんだって女。恋もするし楽しいことにも身を任せたい!という映画。相当にあるある話、だと思う。ある時にどんなに優しくても、無言でいなくなる男はダメだな。ペイント銃で撃たれても止むなしww。そんな男が旅先から急にいなくなり、見知らぬ男と飲み歩いた挙句砂浜で目覚める展開には、大丈夫か…と思っちゃったけど。
りえ

りえの感想・評価

3.5
おじさんおばさんのいちゃいちゃシーン、絵的にきついです、でもこれが現実だよね。周りからどう見られたって何歳になっても青春謳歌したいなって思った、グロリアのように。
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.5
これってブラックコメディってことでいいんですよね汗?グロリア顔おもろすぎとか言うと女性に怒られるかな。歳をとればそれだけ醜い身体になる。当たり前。むしろ吉永小百合とかあの辺りがはっきり言って異常。やっぱ人間はちゃんと歳相応に取るべきでしょう人間だもの
milagros

milagrosの感想・評価

3.9
離散した家族の席にフラッシュバックするつかの間の過去。あそこで少し眠たかったのが一気に目が覚めた。

醜さをあえて露呈しながら彼女を生かす、この映画の大胆さは嫌いじゃない。
猫や孔雀もいい。ペイントボールもいい。そして音楽もいい。グロリアは決して身勝手な女ではない。
emily

emilyの感想・評価

3.8
 チリ、サンティエゴで、キャリアウーマンのグロリアは58歳、子供たちはすでに自立していて、離婚も経験している。中年の独身者たちが集うダンスホールに夜な夜な出かけてダンスを楽しみ、そこで出会ったロドルフォと一夜をともにし、二人はよい関係を築いていくが、彼には元妻の影が、グロリアにも元夫の影が二人の心を揺るがしていく。

 グロリア(栄光)の青春といっても彼女は58歳の女性である。子供たちとの関係性を描き、そこに漂う孤独感を閉鎖的なカメラワークで見せ、少女のように赤い口紅を塗って、ダンスホールで男を物色している。家に帰れば上の住人の生活音や叫び声に悩まされている。それでも悪くない日々だ。車を運転しながら歌謡曲を口ずさむ彼女の毎日、孤独の中にもしっかり楽しみもある。ロドルフォと出会ってから始めの問題がさく裂するのが、息子の誕生日に彼も同伴した時のことだ。当事者だとなかなか気が付かないことが、観客にはその不穏感が痛いほど見えてくる。それぞれの身勝手さ、過去がしっかり今に影響を与え、それによっての行動が相手を傷つけていく。

 アコスティックの生演奏や、ストリートパフォーマー、デモ行進など日常に映り込む生活の環境が彼女の人生に静かに寄り添い、58歳になっても何も変わっていないあの頃のままの彼女がいる。ハッパを吸って、ネオンが浮かび上がる中ジャングルジムでぐるぐると周り、光が交差し、朝目覚めたら砂浜で寝ていたりする。その一方で緑内障が進み、目薬が手放せない。いくら青春気取っても、体は年齢相応に朽ち果てて、そのギャップから虚しさがしっかり浮かび上がってくる。当然いくつになっても人生楽しめるし、いくつになっても青春できる。ただ本作を底抜けた明るさを全く感じない。そこからは虚しさだけが流れている。それはロドルフォに対する身勝手な行動の数々から彼女の価値観が見えるからかもしれない。

 いくら青春しても、心はわかってる。体はわかってる。白いクジャクをみて、自分の顔を鏡でみる。こんなにも年取って、こんなにも醜くなっている。自分に残ってるのはそれだけだ。年齢を重ねるということは、やはり重い荷物を降ろしていくこと。多くのものを求めても手に入らない。大事なものはいつでも近くにあり、それを大事にせず現状でもがくことの無意味さを体感してきてるのだ。些細なグロリアの恋と青春物語からは、彼女の生きてきた背景がしっかり映り込んでおり、人生の根本的な問いがしっかり糸を引っ張ってくれる。そうして自分の人生に誇りの持てる人生を送りたいと。年齢を重ねたとき、大切なものがしっかりそこにある人生を。
馬子

馬子の感想・評価

2.5
還暦手前のカップルのラブシーンや、チュッチュと音を立てるキスシーンが見るに耐えなくて途中リタイヤ

あ、でも青春はいくつになっても謳歌すればいいと思います
菩薩

菩薩の感想・評価

4.1
一言で言ってしまえば『ハッピーアワー』の短縮版の様な作品、と言ったらたぶんあの作品を好きな人からは非難轟々だろうけど、僕はあの作品が全然好きになれないのでまぁいいや。

人はいくつまで恋をしていいか?なんてのは当然死ぬまでその権利を有している訳であり、何歳まで馬鹿をやっていいかも右に同じである(あくまで自己責任で)。SEXに関しては各々の限界がある為に、「欲しがりますよ勃つ内は」でいいと思うけど、例え勃たなくなったとしても、なにも性器の接触のみが愛の交換作業では無い。人が猿から進化する上で捨ててきたものの一つに体毛があり、今ではむしろマイナスポイントとして扱われがちだが、それを全て捨て去った猫ちゃん(スフィンクス)が彼女の生き写しとなって出てきたり(受け入れに関しては『オープニング・ナイト』ぽくもある)、踊る骸骨にも自己を投影してみたり、ある種自虐的な捉え方が続く中で、最後に現れる白孔雀、これはまさしくその後の彼女の人生の吉兆を知らせる存在であり、白である故にその芯的な美しさを見つめ直す自己肯定アイテムとして非常に機能していると思う。なんにせよ、ダンスシーンに始まりダンスシーンに終わる、その時点で間違いは無い。かの故江戸アケミの言葉を借りれば「やっぱ自分の踊り方で踊ればいいんだよ」人生は、きっと最後まで。

ロドルフォの行動に関しては否定も肯定も出来ない。優しさは時に優しさで無くなることがなぜだが世の中には多分に存在するから。しかしあの「復讐」的行為に関しては、観てるこちら側もきっとスッキリさせられる事だろう。