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復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20
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目次

『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』に投稿された感想・評価

Yuya
4.5
失恋の痛みと 尾崎の声は
人が大人になるのに不可欠だ
その詩は まだガキだった自分に
自由と不自由の真実を突きつけ
権利と義務の順序を逆転させた

♫親の背中に 直向きさを感じて
 この頃ふと涙こぼした
 半分大人のSEVENTEEN'S MAP

あの頃の自分は 自己の権利ばっか主張してたっけ
でも いつだったか 自分の身勝手さや かけた迷惑が
家族や知人や自分を支えてくれた人達の
気持ちや優しさや時間や 時に金銭といった
その人達の普通の権利を侵害してたって知り
愚かだった甘い自分を悔やんだんだ

自分が自由だと強がって望んだ事は
誰かの支えやチカラがなきゃできない
実際にはとても不自由な事だった
自分が不自由だと面倒くさくて逃げてきた事
それこそが “僕が僕である為 自分に勝つ為に”
自由で自立した正しさだったんだ

一度は進学を諦め 社会へ急ぎ過ぎたあの時
祖母が自分にスーツを買おうとしたのを止めた祖父
そこで沸いた想いは 不満や憎しみじゃなく
少しの切なさと 期待に応えられていないかも…
そんな自分への疑問と不安だった

『シェリー』の熱唱は 尾崎の…
いや 大人になった全ての人の魂の懺悔だ
♫ 俺はあせりすぎたのか
むやみに何もかも捨てちまったけれど
俺はまだ馬鹿と呼ばれているか
俺はまだまだ恨まれているか
俺に愛される資格はあるか
俺は歌う 愛すべきものすべてに
4.3
「久しぶりだね。」



レビュー520本目。


作品の舞台となった1991年5月20日から、28年後となる令和元年の5/20に再鑑賞。

もう何度目の再鑑賞だろうか…

ちょうどタイミングが合ったので、数字合わせで520本目のレビューに。


2年半以上のブランクを経てのライブツアー初日の映像を収めたライブムービー。

そして尾崎豊の最後の全国ツアー。

ライブ初日から一年足らずの1992年4月25日に、26歳という若さで天に召されてしまった。



尾崎が1983年にシングル『15の夜』、アルバム『十七歳の地図』を発売した時、私は小学生だった。

そして『卒業』の時は中学生、『太陽の破片』の時は高校生。

中学生で『卒業』に出会い、衝撃を受けて尾崎を聴き漁ったドンピシャの世代。

学生時代は、カセットテープが擦り切れるほど尾崎の歌を聞いて過ごしてきた。



冒頭に書いた、尾崎の「久しぶりだね。」の一言から始まるステージ。

2曲目には既に汗だくで、まるで魂を振り絞るかのようにシャウトする尾崎。

時には、はにかんだ優しい笑顔も見せてくれる。

そして、28年が経ったいまでも変わらず、優しく強く語りかけてくれる。



作品としては完全版ではないのは残念。

それでもライブ映像というだけで満足度は高い。

個人的には尾崎の真骨頂はライブだと思っているから。

今の時代に、汗にまみれ、顔をくしゃくしゃにして、命を削るように、魂を込めて熱く歌う歌手がどれだけいるだろうか。

スマートにカッコよく歌うのも良いと思う。

それでも私は、やはり尾崎の歌う姿に感動を覚える。

繊細すぎた天才の早すぎる死が悔やまれる。



オッサンになった今でも、尾崎の曲は聴き続けている。

歌詞の表面だけを見て、本質も理解せずに言葉狩りするくだらない時代。

もし尾崎が生きていたら何を言って、どんな曲を書いていただろうか。


「君は大丈夫さ。僕はどこかの街の片隅で、君が幸せであるように、本当に心からそう祈っているから。力強く生きて欲しい。」

ライブの最後に語った尾崎の言葉。


生きていれば辛いことも、嫌なこともたくさんあるよね。

だけど、この言葉を胸に、もう少し頑張ってみよう。
尾崎豊は『17歳の地図』『回帰線』『壊れた扉から』の3枚だよね?ってドヤ顔で言う人に異議なしだった俺だった。

いつの頃からだろうか?自分がティーンエイジャーでなくなって相当経って、もちろんその頃には尾崎豊ももう居なくて…

なんとなく、なんとなく『誕生』のアルバムを引っ張り出してきて車に投げ込んで初めてじっくり聞いたんだ。ってか実は『誕生』に「街路樹」って曲が入ってると勘違いしたっちゅうのもあってね?バカだね?「街路樹」は『街路樹』ってアルバムに入ってるに決まってるっつーの!街路樹なんだから…

話逸れたけど、でね?この2枚組のアルバムは出た当時、購入当時にはほとんど聴かなかったんだね?日和った!とか、商業的になった!とか、闇深い時期が反映されすぎてる!それを売り物にしてる!とか、そんなん思ってたわけ。ヤングな俺は…なーにがハッピーバースデーだと!何がオイラの為にクッキーを焼いてくれだと!いやあ!遠くなった!尾崎が遠くなった!むしろ名前が同じジャンボ尾崎のが近しいじゃねーかと!元々そんなに近い存在でも無いのに勝手にそう思っててね?

30越えて…もっと越えてかな?聞く音楽も変わっていって…それなりに色々経験して…

ようするに大人になって…だな?

この『誕生』ってアルバムがマイフェイバリットになったんだ。ハッピーバースデーだよ!生まれてきた喜びに君が包まれるようにだよ!忘れないで毎日は君へのプレゼントだよ!ってね?見事なまでの手のひら返しね?

そして忘れらんない3・11ね?
関東だから被害の大きさは酷くなかったものの疲労感とね?恐怖感とね?なんだかやりきれぬ感じ、ダルダルな感じ…そんな日々にね?また車にぶっ込んでたこのアルバムを聴いたわけ。

「永遠の胸」

一人きりの寂しさの意味を…で始まるこの曲がもう何なんだこのドンピシャな感じは!って鳥肌もんだったんだよ。なんちゅうの?俺がこのタイミングで聴くことを分かってたかのような?なんかそのティーンの頃に出会って、いろいろな歩みを少しずつしながらくっついたり離れたりして今日、この日、この曲を聴く為にいままで来たのかな?なんてね…

っきしょー!ちょっとおセンチだなあ!おいっ!

伝えたい、僕が覚えた全てを。限りなく幸せを求めてきた全てを…ってかよっ!なるほどな?このタイミングで偶然ケーブルテレビで観たのってのもこりゃ何かあるな?

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監督

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