このレビューはネタバレを含みます
親友の娘クララへの性的虐待の疑惑をかけられたバツ１ルーカスのお話。ルーカスが実はやっぱりやってたというオチかとばかり思いましたが。
未就学女児がそう言ったらそうなるよなという、一種の問題提起を孕んだ展開でしたが、表面的な表現ばかりなゆえに全然説得力なかったです。また、もうルーカスはナードな外見の方が真意に沿ってるのでは？と思ったり。
撮影はかなりしっかりしていて、子どもの目線を意識してか、下からのアングルが多く、独特で面白かったです。
クララの演技も強烈で、どうやって演技指導したんだろう…。でもどんどん出番減ってガッカリ。ラストでルーカスを狙った人影は具体的か象徴的かに依らず、そりゃねーだろと思いました。
つくりはシッカリしていましたが、肝心のコミュニティの描き方がかなり雑で、意味のない胸糞の悪さだけが蓄積されていくという映画でした。
