指輪を捨てた結果がこれだよ！！！
ってか指輪捨てたんだし、指輪の監督もこっちの道に戻りません？
ライミさんだってこっちの世界に帰ってきたんだし…。
(しかも最近本作の脚本家とコラボしたんだよ！！！初心忘るべからず。)
幼少期のトラウマからマネキンしか愛せなくなってしまったマネキン修復師のフランク。
彼は何時に間にか若い女性を殺しては頭皮をはぎ取りマネキンに被せてコレクションしていた。
しかしそれでも、フランクは満たされなかった…。
ある日、美女カメラマンのアンナと知り合ったフランク。
段々アンナと親しくなってゆくフランクだったが…。
殺人鬼となった男の狂気を描く、スラッシャー・ホラー。
1980年の同名ホラー映画のリメイク版。
なお、本作を観る前にオリジナル版を見ています。
オリジナル版では濃い面だった主人公ですが、リメイクに伴い割とイケメンになりました。ｗ
でもやっぱり「ママァ～～！！！」と叫んだりしてるし、フーフーと息荒いのは相変わらずなので、やっぱキチガイなのは変わらんけどな！！！！ｗ
お話自体はオリジナル版と大体同じ。ただ、後半の展開はやや異なります。
ただ、脚本を「ヒルズ・ハブ・アイズ」や「ピラニア 3D」等のアレクサンドル・アジャさんが手掛けているからか、(個人的には)お話がリメイク版より面白くなってました。
主人公視点が多くなったのは賛否別れそうですが、主人公のどうしようもない狂気っぷりが伝わってきたのは良かったです。
後半のアレンジされた展開も先を読ませず面白かったし、オリジナル版で印象深いラストの大騒ぎ&狂いっぷりもまた違うものになっていたのもまた別ベクトルで狂気を醸し出していた。
そんなこんなで、現代的にアップデートされた部分や脚本のアップグレードもあって個人的にはオリジナル版より楽しめた。
んだけどやっぱあのジョー・スピネルさんの濃い顔やサヴィーニさんのぶっ飛んだ人体破壊メイクも愛おしかったりするんだよねぇ。ｗ
(そういえば、一部グロシーンがボカシ気味なのは残念だった。)
まぁどっちが良いかは、好みによるところが大きいかもしれません。
オリジナル版とはまた違う味になりましたがこれはこれでアリなんでしょう、きっと。(おいおいｗ)
まぁ、スプラッターホラーが好きなら十分楽しめるんじゃないですかね。
1980年版と見比べてみるのも一興かと。
