『ホステル3』
原題 Hostel: Part III.
製作年 2011年。上映時間 88分。
謎の拷問殺人組織に捕らえられた人々の恐怖を残虐シーン満載で描くホラーシリーズの第3作。
出演はキップ・パルデュー、ブライアン・ハリセイ。
前作までのイーライ・ロス監督に代わり、スコット・スピーゲル監督がメガホンをとった。
シリーズ初の劇場未公開作品。
余談ながら、作中日本人のサイバーパンク・ウーマンを演じたアリシア・ヴェラ＝ベイリーは、映画『アンダーワールド』シリーズのセリーンが着ているラテックスキャットスーツに似たものを着用している。
彼女は後に『アンダーワールド』でケイト・ベッキンセイルのスタントを二回務めることになったそうな。

結婚を目前に控えたスコットのため、ラスベガスへ独身最後のパーティに繰り出した男友達4人組。
セクシーな2人の美女に誘われてプライベートパーティに参加するが、やがて仲間のひとりであるマイクの姿がないことに気づく。
マイクの行方を探しはじめた彼らがたどり着いたのは、会員制の拷問殺人組織『エリート・ハンティング・クラブ』だった。

『ホステル2』、そして『ソウ』シリーズなどのイーライ・ロス監督作品は好きです。
そこで、イーライ・ロス監督じゃないスコット・スピーゲル監督が描くシリーズ3を観てみた。
またホステル映画か！？云々の感想を目にしてきたし、視聴を敬遠してたのもある。
加えイーライ・ロスが監督していないと知り、結構、衝撃を受け忘れてしまってたのが現実。

今作品は、30分という時間を超えても見続けられるとは思います。
冒頭でかなりひねりが効いていて、それ程悪りぃ映画だとは思いませんでした。
最初の30分は楽しんだかな。
最初の45分は、最初の殺人に至るまでがすべてです。
もっと早く殺人が起こると思っていたけど、それでもストーリーと盛り上がりが悪くはなかった。
最初の殺しは間違いなく『Hostel』に値するものやったが。。。
最初の殺しが非現実的で、グロさが足りないなどは否めないが、ホステルスタイルの殺しを求めている小生のニーズを満たしてました。
今作品の不満は、イーライ・ロスが監督していたらと思うことかな。
もし彼がこのアイデアを受け入れて、彼のやり方で実行していたら、今作品の後半をこれほど多くの視聴者を失望することはなかったんちゃうかな。
前半と最初の殺戮は良かったけど、そこから先はちょっと下り坂のような気がします。
後半になればなるほど、この映画の魅力は薄れ行くのは否定できないが、ストーリーは魅力的で、先が読めない展開があったかな。
エンディングと後半のグロ描写は残念でしたが、これこそホステル本来の姿なんかな。

［グロレベル3/5］イーライ・ロスの系譜は完全に失われてしまったけど、B級ホラーとしては悪くないんじゃないかな。これを観るとただグロいだけじゃ前作ほどまで面白くならないって実感するよね。そこに繋がるまでの演出や雰囲気作りが一番大切なのだと。虫責めは普通に趣味悪い…。

• #グロ映画録
• #LasVegas(USA)

ホステルinラスベガスー！！！！無駄にイケメンと美女が出てきたのと、悪いやつがロン・ウィーズリー(ハリポタ)に似ててウケた。いつの間にか金持ちのための拷問ショーになってたの残念。
虫の拷問は目閉じたから声だけで察した。きっと地獄だったに違いない。。。 。