「あの頃、君を追いかけた（2011）」
原題「You Are the Apple of My Eye」
2013/09/14 公開 台湾作品 2019-048

みずみずしい、胸キュンものの良質ラブストーリーですね。
題名のとおり、幅広い世代、それぞれの“あの頃”の記憶を呼び起こし、台湾、香港でナンバーワン超級ヒット！日本でも2018年にリメイクされました。
時代背景は、1994年から2005年までの約10年間。「SLAM DUNK」に夢中になっていた高校生たちは、日本のAVを回し見する大学生になり、やがてそれぞれの道を歩み始める社会人へ。登場人物たちの成長と共に、そんな時代の空気を丁寧にすくい取ることで、観る人に“あの頃”を思い起こさせる、そんな作品に出来上がっているんですね。
台湾の人気作家ギデンズ・コーが自伝的小説を自ら映画化しただけあり、その時代の空気感をみごとに再現しています。
気の合う仲間たちと、うだうだ過ごす日々。眠い授業の最中、教室の窓から射す眩しい光。髪型を変えて急に綺麗になった女の子…。
誰の心にもある、“あの頃”の記憶を散りばめた素晴らしい青春映画に、心うたれました！！
台湾と日本、国は違えど青春のみずみずしさとトキメキは同じですね（多少の因習の違いはあれど）。
ほんと素敵な青春、ラブストーリーです。良作！！

台湾の人気作家ギデンズ・コーが、自伝的小説を自らのメガホンで映画化し、台湾・香港で記録的ヒットを叩きだした青春ラブストーリー。1990年代、台湾中西部の町・彰化。男子高校生コートンは、悪友たちとつるんでくだらないイタズラで授業を妨害しては担任を困らせていた。そこで担任教師は、優等生の女子生徒シェンを監視役としてコートンの後ろの席に座らせることに。コートンは口うるさいシェンをわずらわしく感じながらも、次第に彼女にひかれていく。ギデンズ・コー（九把刀）監督。クー・チェンドン（柯震東）、ミシェル・チェン（陳妍希）主演。日本では山田裕貴主演のリメイク版が、2018年10月5日に公開された。

“君は僕の青春だ。”

台湾映画が止まらない。ストーリーは監督の実体験とだけあって人並みの青春物語なのに、何故だ。何故こんなにも胸が締めつけられるのだ…。見れば見るほど邦画と台湾映画の間には似て非なる確かな差があると感じる。最初のカットからそう思う。

元々コテコテの恋愛映画は得意じゃないし、けっこう下品なギャグとか多いけど、ラストシーンが全てを持っていってしまうほどの良さだった。あの結末は“あと1センチの恋”にはない、とても現実的であってノスタルジックでファンタジックな終わり方なんだ。ふと自分の“あの頃”を思い出したら、ニヤッとしたあとに心が温かくなった。

• #台湾映画録

絶対に外れない恋愛映画。

Before sunrise で「僕のおばあちゃんは結婚した人と別の人を死ぬまで愛し続けた」ってイーサン・ホークが言ってたな…凄いその言葉を感じました。

チーアイがとりあえず可愛いですね。
素直にアタックしまくる男子たちも可愛い笑。すれ違いとは別のもどかしさ。付き合うまでの期間って当事者は最高なんだろうけど、見てる側からしたらイライラすんな。

台湾の人気作家ギデンズ・コーが、自伝的小説「那些年，我們一起追的女孩」を自らの監督・脚本で映画化した青春ドラマ。台湾や香港では記録的な大ヒット作となった。

1990年代の台湾中西部を舞台に、不真面目な男子高生と優等生の女子高生との馴れ初めを描く。

ぜひぜひ

• #恋愛映画