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ファール・プレイ
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『ファール・プレイ』に投稿された感想・評価

Funazo

Funazoの感想・評価

2.2
ブロンドヘアーのゴールディ・ホーンの名コメディエンヌっぷりは堪能できるものの、特にこれといってストーリー自体は面白くなく、設定や登場人物など色々ととっ散らかりすぎ。取って付けたようなサスペンス要素もいまひとつだった。
素晴らしい材料を最高の料理人が提供してくれた大好物の一品なのです!
監督のコリン・ヒギンズは、本作同様脚本も兼ねた「9時から5時まで」他1本の3作品しか残せず、47歳の若さで逝ってしまいました。残念です。またそれとは別に脚本·製作をし、監督にはハル·アッシュビー迎え作り上げた「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」(1972年日本公開)を未だ鑑賞出来ておりません!アメリカではカルト的人気の映画のようですが。いつかきっと。
主演のゴールディ・ホーンは、「サボテンの花」と「プライベート·ベンジャミン」と「潮風のいたずら」と「永遠に美しく···」と本作品の5本を上げさせていただきます。娘のケイト·ハドソンも女優として大成しましたね。
チェビー·チェイスは、「サボテン·ブラザース」、「ベガス·バケーション」。バージェス·メレディスは、「ロッキー」シリーズ、「サンタクロース」。ブライアン·デネヒーは、「ランボー」、「コクーン」。ダドリー·ムーアは、「テン」、「ミスター·アーサー」。レイチェル·ロバーツは、「ピクニックatハンギング·ロック」、「ヤンクス」をそれぞれ上げさせていただきます。って、ダラダラ書きたくなるくらい好きなキャストのオンパレードです。
この“危険に巻き込まれ型”のヒッチコック臭プンプンのサスペンス·ラブコメ?は、世界歴訪中のローマ教皇の案内役がサンフランシスコで殺害されるところから動き出します。その頃、図書館司書のグロリア(ゴールディ・ホーン)は、パーティーの帰りにヒッチハイカーを乗せたことで、この大事件に巻き込まれて行きます。ストーリーの“薬味”役を果すスタンリー(ダドリー·ムーア)、ロマンスのお相手は刑事のトニー(チェビー·チェイス)、盗んだ?タクシーの後部座席に付いてきた日本人老夫婦の観光客、全てが愛おしいのです。何だか、日本の経済力と文化がアメリカ社会を侵食していた頃、でもそれさえも飲み込んでしまうアメリカ映画の底力を感じながら、ワクワクドキドキの映画本来の面白さをまた味わうのです。あ、音楽も最高にいい!
タケオ

タケオの感想・評価

4.0
 『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』(71年)『大陸横断超特急』(76年)の脚本や『9時から5時まで』(81年)の監督として知られるコリン・ヒギンズの長編監督デビュー作。図書館司書として働く主人公が、ひょんなことから巨大な陰謀に巻き込まれていく姿を描いたサスペンス・コメディである。
 『ダイヤルMを廻せ!』(54年)『裏窓』(54年)『めまい』(58年)『北北西に進路をとれ』(59年)『サイコ』(60年)をはじめとしたヒッチコック作品のパロディがふんだんに盛り込まれており、さらにその全てのネタにキッチリと超絶くだらない(褒めてます)オチがついてくれるため、元ネタを知っている人なら思わずニヤリとしてしまうはず。もちろん、だからといって元ネタを知らないと全く楽しめない作品だというわけでは断じてない。ゴールディ・ホーン、チェビー・チェイス、ダドリー・ムーア、バージェス・メレディス、レイチェル・ロバーツをはじめとした豪華キャストたちの軽妙なアンサンブルも心地よく、それを眺めているだけでも十分に楽しい作品だ。かと思えば、クライマックスではまるで『ブリット』(68年)や『ブルース・ブラザーズ』(80年)のような豪快なカー・アクションまで披露してくれるなど、サービスも満点である。そして何よりも、主演のゴールディ・ホーンの異次元レベルのキュートさだ。凄すぎる。この魅力をいったいどう言語化したらいいものか、いまだに自分の中で整理がついていない。「キュートがそのまま服を着て歩いている」とでもいえばいいのだろうか。いや、もはやそのキュートさを前には「言語」など無意味なのかもしれない。もういっそのこと、オックスフォード英語辞典は「キュート」の欄に「例:ゴールディ・ホーン」と書いておくべきだ・・・というのは半分冗談で、そして半分本気である。それほどまでに、本作の彼女は輝いている。
 長々とゴールディ・ホーンの魅力について書いてきてしまったが、正直なところ映画としての熱量はそれほど高くはないし、鑑賞後に何か特別な余韻が残るというわけでもない。全体的には本当に「ゆるい」作品である。しかし、気を張らずにダラ~と鑑賞できるこの「ゆるさ」もまた、本作の大きな魅力の1つだ。何も考えずにダラ~と「ゆるい」作品を鑑賞する時間も、たまには必要なのである。

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