すべての瞬間に「大切」が宿ってる…
両親の離婚後、メイソンは母親のオリヴィアと姉のサマンサと3人暮らし。
父親はアラスカでクジラの研究と称した自身のバンドの曲作りをしていて、しばらく会っていない。オリヴィアは大学で学び直すために3人はテキサスに引っ越し、オリヴィアは大学で出会った講師と再婚する。父親もアラスカから戻ってきて、前より頻繁に子どもたちと会うように。しかし、結婚離婚を繰り返す母親の都合で何度も引っ越しを余儀なくされたり、義父との関係が上手くいかなかったりと子どもたちは親たちに振り回される
メイソンとサマンサは思春期に差し掛かり、メイソンは高校卒業後の将来の進路に悩む事となり…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
この映画が、他の映画と違うところは主人公メイソンの6~18歳までの成長を同じ俳優が演じていること。他にも母親のオリヴィアや父親、そして姉のサマンサまでが同じ俳優が12年間を演じていること。だから、成長していく姿もリアルで説得力もある。
それにしても撮影期間が連続では無いにしろ12年間って凄いよね。特に、メイソンが大人になるにつれてイケメンになっていく(また、それが父親役のイーサン
・ホークに何故かソックリ)。
ストーリーの方はメイソンの成長するにつれて淡々と進んでいくんだけど、ちょっと気になったのが母親オリヴィア。
このオリヴィアがほとほと男を見る目がないんだよね。
ちょっと優しくされたらなびいて結婚し
いざ結婚すると、相手の男が暴力を振るうDV男だったら、甲斐性のない男だったり…そのおかげで、メイソンやサマンサは急に転校をさせられ、友だちにサヨナラも言えない。
それからするとメイソンとサマンサはまだ真っ直ぐ育ってるのかも。
所々、何で?って思えるシーンもあるんだけど、作品の全体の空気感は好きだな
そう言えば、メイソンが小さい頃観てたのが、「ドラゴンボール」(魔人ブゥの頃)だったのは、ちょっとビックリ!