ティーノお得意の会話劇。
終わってみれば3時間がすぎていました…
それだけ引き込まれたということです。
ここでちょっと性格の悪い話。
この映画を観終わって、大学時代に所属していた団体のある日の飲み会での出来事を思い出しました。そこで小さな派閥同士がちょっとした意識の違いで、どことなく険悪なムードになってしまった
中立というかどちらの側でもない自分はやれやれと思いながらも止めることなく静観した。正直なことをいうと楽しんでいました。いつ戦いが本格的に勃発しちゃうのかなと期待しながら。やがて1人のリーダー格のマグマが吹き出してしまい熱弁をふるいながら一方的にキレ始めてしまいまった。それに対してどう見ても敵意むき出しの相手。
血潮が吹き荒れ肉が弾けるような争いに発展しなかったのはよかった
まぁ全く違いますが、本作は、そんな感じの閉ざされた空間でのピリついた空気を楽しむのに近い感覚でした⛄️
ミステリーの仕掛けは強引な気もしたが笑
こうなるとサミュエルLジャクソンがどこまでが嘘なのかがわからん笑
ちなみにその飲み会時、自分は妙な姿勢で座っており幾度となく体勢を変えていたので、目の前にいた人に、「ぐりんでる君が、がまんの限界で、立ち上がってマグマリーダーに楯突くんじゃないかヒヤヒヤした」と言われました。
確かに我慢の限界ではありましたね。おしっこの。
全てが解決し、そう言いながら軽快で極めて迅速なステップでお手洗いに急ぎました。
そして全てのわだかまりを水に流したのでした
今になってみれば、達観して冷めたものの見方をしていた自分より、良し悪しあれど頑張っていた彼らの方がよほど魅力的だったと思います。
なんの話だこれ
