実際に起きた事件を元にした海洋サスペンス

先に申し上げますと
“オープン・ウォーター”作品を7作観たけど
本作がダントツでクソつまらなかったです。


物語は海難事故から唯一生還した女主人公が
容疑をかけられることから始まる。

罪状は『船の窃盗』と『殺人』

盗まれた船から遭難した家族3人
浜辺に打ち上げられた喉を裂かれた遺体
助かったのは主人公ただ1人

主人公の生還は果たして奇跡だったのか？
それとも狂気の果ての生還なのか？


主人公が当時の事故状況を
検察官に尋問されながら真相を語る
インタビュー形式の作品。

一貫して主人公の視点で物語が進み
事件の真相とか主人公の内面とかを
グダグダと垂れ流します。

何がクソって本作品の在り方です。
本作を視聴した先に何を求めているの？
主人公への同情？くだらねぇ。

内容にちょっと触れちゃうけど

確かに旦那は想像を絶するクズでクソだけど
娘のお願いに根負けしたのは主人公だし
それを後からウジウジと独白されてもねぇ。

あと登場人物がみんな癪に触る。
まず旦那はストレートにクズだし
娘はワガママ放題の挙句に
「なんで連れて来たの？」
…お前が行きたい言うたんやろがい！！

そして主人公は悲劇のヒロインぶりが酷い
確かに物語上は巻き込まれ系でしたけど
尋問の最中にヒスったり嘘ついたりするから
どんどん同情できなくなってくる。

この作品の設定上、真相は主人公の独白のみ
客観的な証拠も事実もない。
主人公が盛りまくった可能性だってあります
それを実話を基にした悲劇とか言われても…

最終的に主人公がいい感じに終わりますけど
スッキリしたのはお前だけだからな！

感傷に浸って、内面晒け出して
溜まった特大のウ◯コを出し切ったけど

それを顔面で浴びせられたこっちは
怒り心頭だからな！！
やりきった感出すなや！！

そんなものはTwitterでやれ！
フォロワーに慰めRTしてもらってろ！
少なくとも映像に残す価値はねぇよ！！

prime wave社のオープンウォーターは
全て制覇しましたが全部クソでしたね。

あと本作はサメが1秒たりとも出ないので
サメ映画なのかを非常に悩みましたが
被害者が1人でも減って欲しいのと
サメが出ないサメ映画は普通なので
採用と致しました。

• #サメまとめ

大西洋上を漂流していたところを救助されたケイト。

同じ頃、身元不明の男性の死体が打ち上げられ、ケイトと一緒にヨットで海へ出ていた夫を彼女が殺したのではないかという疑惑が掛かる。

別居中だった夫の発案で、幼い娘を連れてアフリカへ向かうクルージングに出た彼女たちに一体何が起きたのか？

救命いかだで２１日間漂流し夫と娘を亡くしたルイス・ロンゴの実話をヒントにした映画。

当然、『オープン・ウォーター』シリーズではありません。

あらすじを見る限り何かありそうだったけど、実際は遭難しただけのお話でした。

サメに食べられるとかではなく、どちらかというとより現実的な恐怖。

最初に娘と夫が死亡して自分が生き残り病院に搬送される所から始まります。

ぶっちゃけ凄く地味。

一向に盛り上がらない展開で、ただ海で船が難破し夫と娘を亡くしてしまうまでの展開を長々と語っているだけ。

取り調べと回想の繰り返し。

遭難のシーンが主体ならそれなりに見られたんでしょうけど、尋問がメインじゃ面白く無いです。

しかも話が平坦すぎて眠気を誘う。

もう実話でもフィクションでもどちらでも良くなってくる。

ただし実話としては呆れる話。

まず旦那が知能障害級の馬鹿。

母親がその馬鹿旦那に着いて行く底なしの馬鹿。

可哀想だがろくでなしに関わると酷い目に遭うと言う感じで、自業自得に近いものがありました。

まぁ、夫婦間のギスギスした心理状態はスリリングといえばスリリングですけど。

正直、回想とリアルを交互に上手く描ければ面白い作品になったと思いますが、 主人公の母親とか弁護士とか余計な人物が登場しとっちらかして、うまくやれてない作品って感じでした。

• #洋画。
• #サスペンス。
• #洋画サスペンス。
• #パニック。
• #洋画パニック。
• #オープン・ウォーター。
• #パクり。

胸糞悪いやつかなあと思ってたけど、最後すっきりするタイプの映画でよかった。

サイコっぽい展開はなく、受け入れやすいストーリーだった。

海で生き抜く方法を知っておきたい。

あと、違うほうのオープンウォーター見たかったんだけども間違って借りたやつ。