自分らしく生きたいと願う、"女たち"の物語…
親友のローラを亡くしたクレールは、 悲しみに暮れながらもローラとの約束で残された夫ダヴィッドと幼い娘リシューを見守る事を誓う。
ある日、二人の様子を見ようと家を訪れたクレールは、そこで亡き妻の服を来て子供をあやすダヴィッドの姿を見る。
女性の服を着たいというダヴィッドの告白に戸惑いを隠しきれないクレールだったが、いつしか彼を女性として受け入れるようになりダヴィッドとのことを女友達のビルジニアとして絆を深めていく…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
タイトルからいってLGBTQの話なのかなって思ったんだけど違ったな。
ただダヴィッドは女装癖があっただけで
男を恋愛対象とは見てなかったしな。
まぁ、それにしても?な展開が多い作品だったな。
クレールは、ダヴィッドの女装についてかなりの拒否反応を示していたのに、あっさりと仲よくなったのは何故?
そんな頻繁に2人で出掛けるけど、赤ちゃんは大丈夫なの?
クレールは何故あんな行動に出たの?とかね。
色々考察を観てみたけど、個人的な考えは、どの考察とも違ったかな。
幼い頃から一緒にいたローラとクレール
いつも1歩先を歩くローラにクレールは憧れ、その思いがいつしか"愛"となったんだろう。でもカトリックを信仰しているクレールは、それを表に出すことは出来ない。だから心の奥底にホントの気持ちは隠していたんだと思う。
でもローラを失い、心のバランスが取れなくなった時に見てしまったのかダヴィッドが女装した姿。ローラの服を着てあたかも女性のように振る舞うダヴィッドにローラの面影を観たんだろう。
現に女装しているときのダヴィッドには拒否反応を示してないのだから。
そんなクレールの気持ちにつけこんだのがダヴィッド。クレールが自分に好意を持っていると思ったダヴィッドは事あるごとにクレールを誘うようになる、下心を隠しながら。
時には買い物に誘い、時には旅行にまで
まぁ、観ていて気持ちが悪かったわ、悪びれない姿は。
まぁ、そんなこんな感じでモヤモヤしてたんだけど、ラストの展開は…
どういう意味なんだろう?
どうなのかは観ている人におまかせ?
あ~あ、モヤモヤが止まらないなぁ…