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『リッスン・アップ・フィリップ(原題)』に投稿された感想・評価

3.6
「Pavements」観たくてMUBIに入ったのですがもう観れなくなっていたので代わりというわけではないけど同じ監督の別作品のこれを観てみました。

なんだろう、めっちゃダウナーな作品ではあって、久しぶりにこういう感じの映画観たって感じでした。自分は13才の時に家族の都合で米国に移住してそこから30年弱住んでいました。その中で特に大学に行ってた時期のことを今作を観て思い出しました。北カリフォルニアの田舎町で周りは9割くらい白人で文化系な人間が多くて今作みたいにメンタルがやられてる人が多かったです。自分もその時期はかなり鬱々としてた気がしますが今作のフィリップみたいに周りの人を全て傷つけるみたいな人はいたとしても距離を置いて関わらない様にしてたと思います。今作もマンブルコア作品らしいですがそれだと「フランシス・ハ」でも主人公が迷走しまくりますが、そこから抜け出すというか自分を解放するみたいな終わり方でやや救いがあるけど、今作は。。。あまり書くとネタバレになったしまいますが。映像的にはかなり素敵で俳優たちが生々しく美しいというかちょっとヌーヴェルバーグっぽいなって思いました。同じく救いがない系な映画でゆうとノア・バームバック監督の「マイヤーウィッツ家の人々」もどうしようもなくネガティブな人々に密着してる様な作品でした。こういう作品って観て楽しいとか心温まるとかとは真逆で、どう感じたらいいのかこまって又観たいかと言われても観たくないかも知れないけど何故か結構覚えてはいる、みたいな作品だったりします。
表現者としての傲慢さと誰とも分かり合えない無意味な自尊心、日常と地続きにある孤独。ジョナサン・プライス演じる老作家のモデルはフィリップ・ロスらしいので、エンドロールにはフィリップ・ロスの著書を真似たような架空本の装丁が流れる。
マンブルコアの映画作家でぶっちぎりで性格ひん曲がってるやつとして賞差し上げます(昨年半ばにみたのに印忘れ)

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