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適応と仕事
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『適応と仕事』に投稿された感想・評価

皿を机に置くだけなのに何度やってもできない…その姿を執拗に映すカメラは彼らの日々のもどかしさを直に伝える。題材と撮影スタンスの完全な一致。訓練を経てバリバリ働く障害者の姿は単純に人間すげえと感動。様々な訓練装置や、工場で各々の障害に合わせ工夫をこらした道具類がアガる。金銭の先にある労働の根源性まで感じた。
324
4.6
動きと音の律動性、流れ作業訓練機械、音声読み上げ計算機、工場機械と作業。多くの他作品でも被写体となっている(不)適応・仕事、その本丸。『視覚障害』、『聴覚障害』で描かれた学校教育以降の訓練学校での社会適応準備。手取り早く自立、手に職をと。大学まで進んだけど中退や最近失明した人、視聴覚以外の知的な障害もありそうな人など様々。仕事上の問題は体調や態度と結局どこでも同じところに行き着く。優れたプログラムとアピる工場長。学校廊下の肘小突き合い・じゃれ合い白杖おじさん2人がかわいい。適正検査、交差点渡る練習、気さくに話しながら廊下を案内する1年前に失明したという全盲のお姉さんと案内される少年、小銭計算に苦戦する女の子。冒頭導入、外縁部である周囲の街から舞台の中心である学校へと移るのは『視覚障害』、『聴覚障害』と同様。多分『聴覚障害』と同じマクドナルドの店舗外観のショット使ってるよね。
ENDO
4.0
どれだけ単純な確認作業でも視覚障害者にとっては鍛錬が必要だ。アイロンやレジ打ちすらも技能なのだ。ドナという女性は25セント4枚で1ドルであると答えるが4枚で何ドル?と訊かれても答えられない。丸暗記して自動的に答えている。理解とは程度はあれこれが全てなのだと思う。だからこそ丹念に行う。視覚障害者を雇用する施設で、盲人は病気であると断言するマネージャーらしき男とベテラン黒人従業員(盲目)の討論は胸に迫る。金の問題。大多数が働くために働いている。時間がお金に変わる。ブザー音によって管理される。生きにくいに決まってる。

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