子分である増川の伯父を殺害し、女房のおしまをかどわかした3人組を追って、清水次郎長が祭りで賑わう秋葉神社に乗り込んだ。あと1歩のところで彼らに逃げられた次郎長一家は安五郎のもとを訪れるが、…
>>続きを読む浅草観音の美人番付披露の日、群衆の真っ只中で小夜という娘が殺され、身辺から珍しいかんざしがなくなっていた。事件を調べる阿部川町のお七は、同じ手のかんざしを持つ清葉を訪れる途中、浪人の一団に…
>>続きを読むある日、長屋の家主・勘兵衛が殺害される。目明しの八五郎がお白洲で見覚えのある住人・文吉を疑うなか、今度は役人立ち会いで勘兵衛の金櫃を開けた飾り屋の太三郎が殺害されてしまう。そんな騒ぎの最中…
>>続きを読む柳生武芸帳は、水月、浮舟の2巻からなり、表面は柳生新陰流の極意書とされているが、いったん公表されれば天下騒乱を引き起こすという秘密の文書だった。江戸の柳生邸には水月の巻が、京の五条中納言邸…
>>続きを読む折鶴で飾られたかごに乗る武士が殺害された。お七と五郎八は探索の末、この武士が紀州家の家臣で、紀州家にはほかに行方不明の侍が3人もいることを知る。そんなある日、2人は紀州家張り込みの帰りに黒…
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