鶴八鶴次郎の作品情報・感想・評価・動画配信

『鶴八鶴次郎』に投稿された感想・評価

4.5

冒頭の電車で法事の相談をする場面での横並びから、温泉地でのほとんどラブコメのような告白場面でのベンチへ座る際の横並び、嫁入りした山田五十鈴と大川平八郎との横並びなどの人物配置から(序盤に芸事に関して…

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aco
4.0

芸の解釈を巡って喧嘩別れと仲直りを繰り返している鶴八と鶴次郎の新内コンビの、芸人としての生き様と恋愛模様を描く。

捌けていながら情に篤い鶴八と、威勢が良いようでいてメンヘラ傾向のある鶴次郎による丁…

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3.8
山田五十鈴が一人であの空間から出ていってしまえば、もう二人は並んで歩くことも並んで観客の前に立つこともなくなってしまうのだろう。
YAZ
4.6

成瀬巳喜男監督の観る

新内の若手人気コンビ鶴八と
鶴次郎。将来有望な二人だが
些細なことで口論となり二度
とコンビは組まないと

脚本 成瀬巳喜男 原作 川口松太郎

一時の栄光よりも末永い幸せ

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3.3
ロングの芸から鶴の二人越しの客、でミディアムで二人を映すショットから芸が始まるのがいい。上手く物語を語るがラストにつれて動きがなくなっていくのがつらい。
4.0
胸キュンな二人
長谷川一夫&山田五十鈴の素敵なこと
喧嘩するほど仲が良いと言いますが…
告白シーンでキュンキュンしました🫰
ラストは泣かせやがるぜって感じ
男前な長谷一です👍
3.6

山田五十鈴かわいすぎか!こういう役があるのを知ってから『流れる』とか見るとまた印象が変わってくるのかもしれない。長谷川一夫まだ太ってない
ベタだけど、序盤は横並びで撮られることが多く、喧嘩するとカッ…

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3.7
今まで繰り返されてきた喧嘩は、お互いを想うがゆえの、自分の為の喧嘩であった。最後の喧嘩は、相手を愛するが故の相手の為の喧嘩だった。

難しいことを書いて、この作品のもつ純粋な面白さ、儚さを壊してしまいたくない。

だが、あえて難しいことを書くと、この作品での成瀬の狙い、研究ポイントは、喧嘩をした2人が次の瞬間には「悪かった」「いえ…

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昼
-
切り返すと喧嘩が始まる。言葉を越えて心が通じ合うのはふたりが横並びで座っているときというのは映画の法則のひとつかもしれないと思った。最近見たのだと『女咲かせます』にもそういうシーンが。

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