ブルース・ウィリスが悪役に！
トーマス・ジェーンは正義に！

二人が初めて共演した本作。
注目するのは両者の競演だ。

レプリカントがいるヴァイスなる都市。
そこでは富裕層のエンターテイメント。
どんな犯罪をしても許される治外法権。
安定したシステムの中で提供する娯楽。
当然ながらそこには綻びが生じてくる。
レプリカント・ケリーがすべてを壊す。

ハゲがスッカリ板に付いたブルース・ウィリス。
還暦を迎えるブルース・ウィリスはお爺ちゃん。
アクションの第一線から退いても存在感はある。
本作はそれだけを活かした浅い悪役になります。
ブルース・ウィリスは超大作よりも小遣い稼ぎ。
そのやる気のなさが如実に出た本作は残念です。

二代目パニッシャーがワイルドな正義漢の刑事。
疲れ切ったような容姿ながらも実は真面目な男。
トーマス・ジェーンは悪くないけど特徴がない。
上司の命令は聞かず独自に捜査を展開する刑事。
あまりにもテンプレートすぎて面白味に欠ける。
『ザ・コア』の時は良かったのにちょっと残念。

物語のカギを握る不思議な魅力のレプリカント。
長髪ブロンド美女であるアンビル・チルダーズ。
レプリカントと人間の差がよく分からない設定。
人間よりも優れている点がないのが問題だろう。
レプリカントじゃなくクローンでも違いはない。
レプリカントの必然性がなくて非常に残念です。

残りの１０分で物語は大きく動き出す。
今さら感がありすぎてご都合主義炸裂。
ヒロインのアップグレードには驚きだ。
５分だけアクションをやってみました。
その展開を中盤に持ってこないとダメ。
なぜならずっと退屈なシーンばっかり。

主役級二人が共演した本作。
競演したのは一瞬だけです。

ブルース・ウィリスの脇役感。
トーマス・ジェーンの半端感。

RE-85

近未来、大企業を統べるジュリアンは富裕層向けのリゾート都市「VICE」で成功を収めていたが、そこは人間の代用品レプリカントを自由に扱うことの出来る犯罪の温床で……

ここ数年こんな映画ばっかり出てる
!!ブルース・ウィリス!!
出演(主演でない)のSFアクション。
ブルース・ウィリス出演の微妙な作品を見るために鑑賞。


「カゴの中の鳥は何故鳴くと思う？」


『ブレードランナー』よろしく、人間に作られた”レプリカント”と未来都市を題材にしたB級映画。
まぁ残念ながらブレランになれるはずもなく、自我を持った女レプリカントが暴れちゃうぜ☆彡.。って感じの作風に落ち着いていた。ただ今作の平均点は異常に低いものの、そこまでチープさは感じず銃撃戦や世界観などはまあまあ作り込まれていたのでハードルを下げていた分楽しめた。

しかしキャスティングは…
ブルース・ウィリス主演じゃねえし！！
なんなら全然出てこねぇじゃねえか！
それ以外は綺麗な女レプリカントが『バーレスク』の時のクリスティーナ・アギレラに似ていて可愛かったぐらいで後は芋かったです。残念。

ブルース・ウィリスさん、出演作をそろそろ選ばないとやばいんじゃない！？
この監督と２回も組んでるし(　ﾟдﾟ)
カムバックを期待してあと何作か近年の出演作でアタリを探します……（笑）

SF好き、ブルース・ウィリス出演作を見たい方、そしてレプリカントであんなことやこんなことをしたい方にはオススメの作品。

• #U-NEXT
• #近年のブルース・ウィリスやばくね？シリーズ
• #平均点もっと高くても良くない？シリーズ

ジュリアンは、リゾート都市、VICEをオープンさせた。それは人間と見間違うほどの精巧なレプリカントを相手に殺人や暴力行為などの快楽を体現できる施設だった。レプリカントの記憶は消去され、24時間ごとに新しい記憶を再インストールされが、ある日、一体のレプリカントの記憶に不具合が生じた。自我に目覚めて、施設から脱走しようとする、、、。

レプリカントというワードでブレードランナーを彷彿させる。脚本家は作った人は絶対ブレードランナー大好きなのか？

悪が許容された世界観で期待が高まるあらすじ。だけど中々ストーリーが進まない感じがして、飽きてしまう。

予想通り、ブルース・ウィリスの登場シーンが少ない。分かっていても出番少ないのは寂しい。