IMW2024 ③
インド版「ロミオとジュリエット」
銃器の製造、密売を生業とする物騒な修羅の国で繰り広げられるハイカロリーな愛憎悲劇。
サンジャイ・リーラー・バンサーリー監督と、ディーピカー、ランヴィールが最初にタッグを組んだ作品で、とにかく大掛かりなセットや色粉を駆使した豪華絢爛ファンタジックな世界観。
美しきディーピカーちゃんを拝むだけで充分だろうに、アイテムガールでプリヤンカ・チョ－プラーちゃんまで登場してくる贅沢さ。
ホーリー（春祭）で出会い、ダシャーラー(秋祭）で終わる季節感的な描き方も趣き深い。
あの“母様”のラスボス感が強烈だった。

• #2024劇場とらキチ
• #インド魂

インディアンムービーウィーク2024-2025＠ミッドランドシネマ名古屋空港で『火の道』と連続鑑賞。膀胱なんとか大丈夫だった。
ダンス多めのインド版ロミオとジュリエット。
手足の長いディーピカー・パードゥコーンのダンス、やっぱりいいね。
指詰めにええッ！
ラストにえええッ！！いやロミオとジュリエットだからね…。

ランヴィール・シンとディーピカー・パードゥコーンのおもろい夫婦による印度流ウェストサイド物語
(今作2013年はまだお付き合いの段階らしいけれど2人の息ぴったり😲)

武器製造売買を生業にしている二つの村。
お互いに敵対する村の家の穏健派次男ラームと、対峙する村のビックマザーの娘リーラーは、祭りで出会い2人は恋に落ちる。

ロミオとジュリエットを思わせるバルコニーと孔雀🦚の舞う庭園の逢瀬が素敵です。

ストーリーの流れはほぼWEST SIDE物語で、先が想像出来て斬新さは薄いが、カリスマ性のある主演2人の演技がグイグイ来る。
衣装が豪華できらびやかな雰囲気は、リアルから離れたファンタジックな世界を演出。

街中の大半の人がバンバン空に向けて発砲するという赤塚不二夫の本官さんが沢山いる図に心中爆笑🤣

ディーピカちゃんの相手役によって合わせる演技が多彩で素晴らしいですね。

後作の「パドマワート」「バジラーオとマスターニ」のサンジャイ・リーラ・バンサーリー監督がこの2人を使った1作目。
ゲストのプリヤンカー・チョープラーが魅惑的な踊りを披露。

言うこと聞かない娘への信じられないお仕置きをするビックマザー💦でも貫禄あって怖ステキ。悪役はこうでなくちゃ


【余談】

ネトフリバラエティ番組「Ranveer vs WILD」でランヴィール・シンが秘境で高山植物を妻の為にゲットする企画にて妻(デーピカちゃん)との馴れ初めを話している。

ある作品で、皆の憧れデーピカちゃんに出会い一目惚れ。インド中の男性ファンを敵に回し果敢にアタックしたランヴィール・シン。
デーピカちゃんは彼に押され負けして結婚した!?
出会いが今作なのかなぁ🤔

ランヴィールが面白路線に行くと妻も面白路線に行かなければならない。
やっぱりおもろい夫婦は観てると楽しい。

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