銃弾の饗宴 ラームとリーラの作品情報・感想・評価

「銃弾の饗宴 ラームとリーラ」に投稿された感想・評価

nori007

nori007の感想・評価

3.6
ランヴィール・シンとディーピカの美男美女による激しくも悲しい愛。
しかし二人は対立する部族同士といったロミジュリ設定。
しかもこの部族は超武装集団で、全員片手に銃を持っているという。
こういった武器売買の村はその昔アフガン国境にはあると聞いたが、インドではどうなんでしょうね?ともかくこの対立する部族同士が常に発泡しながら街を歩いてるという、なんとも西部劇のような世界観。まあ細かいことは抜きにしてヒャッハーな感じで見るのが正しいと思う。というのもこの映画はボリウッドらしく歌と踊りの洪水状態なのだ。なので「マサラシステム」での鑑賞がすごく適してると思う。
myo

myoの感想・評価

4.1
インド版ロミオとジュリエット。
銃弾によってお耽美さも抹殺されました。(褒めてる)
借用の感じがハリウッドの「ロミオ+ジュリエット」に似た筋な気がします。こちらは観ていないのですが、マフィア同士の抗争のようです。この「ラームとリーラ」もインド裏社会の二つの家が争う話なので、多分マフィアなのではー

シェイクスピアのロミオとジュリエットは幼く、親に引き裂かれる恋愛ですが、この映画の2人(ロミオ格とジュリエット格)は大人同士。自分の家を背負う運命にあるため、銃を突きつけ合いながらも愛し合っている、という複雑な関係。
両者共に最初は火遊び程度の恋愛で生家に対して責任もなかったのに、オリジナルでいうマキューシオやティボルト格が殺されることを契機に、恋愛感情は高ぶる反面、一家の長とならざるを得なくなって...... いやはやバイオレンスなラブストーリーで素晴らしいと思います。

ただ、テンションの浮き沈みが激しい(ギャグだなと笑っていたら直後にシリアスシーン。その後シリアス続きで、また突如ギャグに戻る... など)ので、笑っていいのだかダメなのだか分からなかった。

このレビューはネタバレを含みます

殴り書き。堂々とオープニングクレジットに「INSPIRED BY ROMEO AND JULIET」と出てくる翻案作。

なんですが、basirao mastaniを鑑賞した上でバンサーリー監督の作法を私の中で処理してみます。というのが本作を観に行った目的なわけですが……

シンメトリー。インドの、てよりかはイスラムの古典建築や様式への傾倒。やはりイスラム教(宗派の対立はテーマと思うのですが、無教養のため分かりにくかったのでご教示があればありがたいです。ただラームってラーマ神(ヒンズー教の神様)のもじり)。徹底したコントロール主義(監督・脚本・編集・音楽(詩に韻をふませる傾向)、場合によっては撮影やコレオグラフィーにも関与してる?)。人物の去り際をぼかす演出。スローモーションの多様。砂漠の絡む話。悲劇的な恋愛。風刺・寓話性をもたせたストーリー。

あまりインドの武器流通経路や、裏稼業がどういう仕組みなのかを心得ていないため、突っ込んでは言えません。
りん

りんの感想・評価

5.0
これを見て、クジャクの鳴き声を覚えました。映像美!!
ランヴィールのダンスが大好き
もか

もかの感想・評価

4.4
【狂おしい悲恋を美しく演出するバンサーリーの職人技。】

敵対する部族の長の息子/娘が
ホーリー祭で出会い、恋に落ちてしまう物語。
そう、ロミオとジュリエットのボリウッド版です。

細かい、細かい作り込みが、
悲しくてでも狂おしく強く燃え上がる恋を
どこまでも目が離せないような美しさで表現します。

お香の煙のくゆりを活用した舞、
祭りの祭に輪になって踊るシーン、
幻想的なリーラーの邸宅でのロマンスなど・・・

一昔前の少女漫画のような
いうなれば「ケバケバ」ともいえるのですが
これでもか、これでもかと「恋に落ちる」その心情を
さまざまな心象風景/心象音楽で表現してくるんです。

好きな人とみた・・・いけど、
多分、自分ひとりで、あるいは女友達とみるのがおすすめです。
インド版ロミオとジュリエット〜ラブ&ピース〜
Kaoru

Kaoruの感想・評価

4.5
豪華絢爛、荘厳美麗、感情が昂ぶったらとりあえず踊る‼︎
なるほど、インド版ロミジュリはこうなるんだなぁって。2人とも本家のロミジュリよりガッツがあって潔くて良い。特にリーラ。ダンスシーンが最高に派手で、振り付けの感じがとても好み。
画面がとても綺麗で、映画館で観て良かった‼︎あの、リーラの庭は本当にため息が出るくらい。
関係ないけど、友達と話したけど、リーラのお母さん渡辺えりに似てる。
あと、クジャクってあんな鳴き方なんだなって。
Chiyo

Chiyoの感想・評価

4.0
シェイクスピアの古典劇「ロミオとジュリエット」を翻案した作品。
こちらも「ピクー」「バンバン」に並び、今回のインディアンフィルムフェスティバルの注目作品!
まさに【豪華絢爛】←この四字熟語の世界‧✧̣̥̇‧‧✧̣̥̇‧‧✧̣̥̇‧‧✧̣̥̇‧

数百年もの間、敵対し続けてる隣り合う2つの氏族。
そのボスの息子ラーム(ランヴィールシン)と相手側のボスの娘リーラ(またまたディーピカちゃん)が恋に落ちて・・・・・
脇を固める俳優陣の熱演も見どころ!

甘いマスクにムキムキの筋肉をさらけ出し、陽気に踊りまくるランヴィールシン(北村一輝を若く、甘〜くした感じ)!劇中ですれ違う女性達が一斉に黄色い声を上げて写メ撮りまくる(笑)
インド人もびっくりΣ(゚Д゚)な高速ダンスは必見!!!

さて、、2人の運命やいかに……
ラームの登場シーンがカッコよすぎます。
敵同士が恋に落ちるストーリーは珍しくないですが、所々に差し込まれる豪華な躍りや音楽で、他の作品とは一味違うと感じました。
この映画こそ、大きな劇場で公開すべき作品ですね。
少しでも興味あるなら、一度予告編を見ることをオススメします。
インドのスラップスティック・コメディを見ると、シェイクスピア的(大抵が”間違い”の喜劇!)だなあって感じることが多いんだけど、これはもうそのまま直球ロミオとジュリエット、だけど、こんなに退屈に翻案できるのか、というぐらい眠気を催した。なんというか、ストレートにシェイクスピア原作とするよりも、シェイクスピア的なシチュエーションを適当にパクって作ったほうが、「いいとこ取りなインド映画」感出るからそうしたほうが総じて面白いんじゃないかな~。もしくは、シェイクスピアの「悲劇」のフォーマットはインド映画にあんまり合わないのかな?
最初のダンスだけキレキレでよかったけどね。。。
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