minorufuku

シンクロナイズドモンスターのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ニューヨークでライター業をしていたヒロインは、お酒が原因で職と彼氏を失い実家に戻ることに。故郷で幼馴染の男が経営するバーでアルバイトを始めたヒロインだったが、ちょうどその頃、韓国に巨大な怪獣が現れる事件が起きていた。公園で過ごしていたヒロインは、その韓国の怪獣が自分と全く同じ動作をしていることに気づく。ある日、その怪獣の前に巨大ロボットが現れて…という話。

突飛な設定に興味が湧いて鑑賞。この内容で既に大御所になりつつあるアン ハサウェイが主演なのも驚きだが、彼女自身が製作にも関わっているらしい。相変わらず目がデカイ。
怪獣が登場するシーンは少なめで、テンション低めでダメな大人たちのダメなやり取りが笑いを誘うコメディとしての要素が強い。歪んだラブコメでもあり、登場人物には全く共感できない(^^)。田舎町のスケールの小さい日常と韓国の繁華街の大パニックの対比が面白い。怪獣が手話や地面に文字を書くことでメッセージを伝えようとするくだりはユニークだった。
怪獣の出オチのインパクトが強いだけのB級映画かと思われたが、ラストの決着のつけ方はなかなか爽快だった。怪獣を操るヒロイン側は相手の位置が分かるのは、彼がいつもの公園にいるから推測できるという理屈なのかなあ?
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