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身毒丸
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『身毒丸』に投稿された感想・評価

【世界観】

これは完全な備忘録です。
以前レンタル落ちのVHSを500円くらいで購入して観たのですが、もう20年近く前だと思います。
とにかくパッケージの異様さからただならぬ狂気を感じて即買いした記憶がありますが、その後は何回観たのかわからない位観ましたね。

よく作品を評価する際に「世界観」という表現を使いますが、まさにこの作品の世界観は恐ろしいくらいに異様としか言いようがなく、しかも舞台を映像化した作品なのでヘタな映像演出も皆無。つまりそこにいる役者の演技が全てなのですが、それが凄まじい迫力だったのを覚えてます。

既にビデオデッキは我が家には無いため観ようにも無理なんですが、せめてテープだけでも…と先日実家の自分の部屋を捜索しましたが見つからず…。
ネットで検索してみたらVHSテープにも関わらず20000円以上の値がついているくらいの貴重品であることも判明。

親に聞いても判らず、かといって捨てるはずもなく…。

あれは幻だったのかというくらい鮮烈な記憶だけを残して去っていった作品です。

蜷川版にはあまり興味がなく、まだ観てはいませんが、比べてみるという意味でも今度観てみようかなと思います。
 かなり画像が悪く、あんまりはっきりとは見えなかった。その為、天井桟敷の演劇の雰囲気を味わう位のものだったかと思う。

 母を失った身毒丸(若松武)が、義母の撫子(新高恵子)を受け入れられず、地獄にまで亡き母を探しに行くが、そこで出会ったのは…、という話。

 寺山修司の母との葛藤を、形を変えて戯曲にしたものと思う。撫子の台詞がすべてオペラ仕立てになっている所が独特で惹きつけられる。また、寺山修司の独特の妖艶な、猥雑な世界がある。

 蜷川幸雄演出のも幾つかある。蜷川演出ならどれも、多分、華やかで、大竹しのぶの撫子は強烈だろうけれども、こちらとは違うような気がする(2022.2.23)。
1978年の伝説の舞台の映像作品で、かつてUplinkからVHSで販売されていたもの。やはり「身毒丸」はJAシーザーの音楽が無いと成立しない。慈悲心鳥はカール・オルフやマグマに匹敵するような力強い音楽だと思う。従って、蜷川幸雄版は私は全く別の作品であると認識している。万有引力による2015年の再演は一部抜粋という形式ではあるがDVDでソフト化され、2017年にもオリジナル版の再々演が予定されており、勿論そちらも必見なのでありますが、この天井桟敷の初演の記録は大袈裟ではありますが、文化的遺産であるように思うわけです。

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