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死化粧師オロスコ
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『死化粧師オロスコ』に投稿された感想・評価

そもドキュメンタリーとはノンフィクション作品の総称ですが、ノンフィクションでありつつも作品である以上、監督の切り抜き意図は間違いなく介在します。
なのであくまでも実在の事象や対象を映した創作物であることは念頭に置いておかなければいけないと思っています。

それを踏まえて、本作をみて思うのは起承転結を持たず、作業の反復と断片的な街の雑音だけで構成されており、感情移入を意図的に阻害しているのが印象的でした。
死を扱う以上、半ドラマ的なアプローチを選択したと捉えました。

で、ですよ、銃殺や事故死が日常茶飯事なこの土地で、死化粧師であるオロスコの仕事はルーティン化した死の管理に近いものです。
死体はもはや個人の終焉ではなく、社会の廃棄物処理に等しいとすら思えます。

ゆえにかどうかは分かりませんが、オロスコが死体の顔を整える手つきには、哀悼よりも職人の精密さが感じられます。序盤こそ非人間的と感じますが、徐々にこの麻痺は彼だけではなく、死を外部化した現代社会全体のものではないか?という問いに変わっていきます。

映像は一切死体を隠さず、ズームやなんだといった編集的感情操作も行われません。ただ見せるという暴力、みたいな言い方をすると若干安っぽいですが、死の表象の問題を浮かび上がらせるパワーがあるのは間違いありません。

つまり、これを撮る行為は倫理的に許されるのか?しかし死を隠し続ける社会の方がより残酷ではないか?という2つの問いです。
死体の映画ではなく、死体を見る私たちの映画、とでも言いましょうか。

現代のSNS社会では、割とカジュアルに、かつリアリティ抜群に死や痛みが可視化されますが、同時に消費もされていきます。
本作は2001年の映画ですが、今見るとまるで死のインフルエンス文化への予言にも思えました。
生と死の間の境界を撮ることは、今やバズが付随する可視化に変わってしまいました。

本作が提示するのは、死を商品化せずに見つめる、ほとんど最後の倫理的試みとも言えるのかなと。

面白くはないですよ。普通に退屈でもあります。
ただ、歴史上重要とされるいくつかの書や詩がそうであるように、思考のトリガーだとか、道標になるような作品が、面白かったり興奮できる必要はないんですよね。

(監督ご自身がXで「Vimeoで観れます」と言っていて、言う通りVimeoで観ました。無料です)
3.7
コロンビアのおくりびと
オロスコさんのドキュメンタリー。

ガチな死体がでてくる解剖映画。
でも、不快さはなし。
敬うべき職業。
今まで散々色んな映画みてきたけど
生の解剖1時間半は初めてみた。

まじで1文字とか2文字なんだけど
字幕が右下って事は聞いていて
右下ってなんぞやってなった。
右上ならわかるんだか。
きになっちゃうよね....

オロスコさん、普段は瞳が綺麗な
かなりのイケメン!!
だけど手際の良さにはびっくりよ。
鼻やお腹に色々詰めてまるで
料理みたいな速さ。
腸がだくだくにでてくる生映像に
縫う出際のよさ。
そんで死体に素早く服着させる
解説つき!ストッキングあれは
電線するからすごいよ。
最終的に素手と適当な
マスクの付け方が職人すぎた笑!!

女の人の顔変だな思っていたら
いきなり脳がめくれて脳みそ丸見え
生動画は言葉失う。

人間死んだら人形だな思ってしまった。
あの目の包丁ぐりぐりって
ああゆうもんなのかな?純粋にすご!

道化師ぽい音にメキシカン的な音楽。
たまに心霊動画みてるのかなの感覚。
なんか一瞬観たきもした。
それでもオロスコさんの墓はないらしい。
バチ当たるよ。お墓くらい残しなさいよ。
しかしオロスコさんって
まるで天使みたいな死神👼🌸
死体写真家の釣崎清隆によるドキュメンタリィ

あまりにも危険で貧しい国コロンビアの街エル・カルトゥーチョ。

そこでエンバーミングを施し続けるフロイラン・オロスコのお話です。

まず街にごろごろと血みどろの死体が転がり、衆人環視の中で服を脱がせ、検視をしている状況に驚いた。

子どももガン見。
慣れきっている。

そこから解剖をして、エンバーミングへ。

が、解剖が適当だったりすると、これまた大変。

とはいえ、熟練の技でサクサク皮膚を切り内臓を取り出し、洗って戻して縫い合わせるオロスコ。

凄い……雑w
でも仕上がりは美しい。

最終的には葬儀屋がやるとはいえ、このざっくり感から想像つかないきっちりした出来。

女性、幼児、老人まで。
ひたすら淡々と。

その間に街の悲惨な状況や、他のエンバーマーの仕事も挿入される。

顔面剥いで頭に新聞紙詰めてバコバコ戻して縫い合わせたの凄かったな。
眼球がくっつく?のをヘラで剥いだり、なかなかの光景。

目や口を接着剤でとめ、メイクをしたらとっても美しい仕上がりに!
途中あんなに乱雑なのに。

そして1998年、オロスコは亡くなった。
自身はエンバーミングもされず、墓もないとか。

そんな国、コロンビア。

作品は2000年のものだけど、今は少しは治安良くなっているのかな?

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4.1

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