正義感は強いけど出世の見込みのない賃貸住宅暮らしのベテラン形事(善)対、財閥の金持ち暴力御曹司(悪)というわかりやすい構図。安心して観れますな。
刑事さんたちは泥臭く、コメディタッチ。ところどころ笑いをとる。ラストも凄く泥臭い。カッコ良さはあまりないけど、庶民代表という感じの親しみやすいキャラクター。
カーアクションは良い意味で荒っぽく、結構ハラハラするかも。アメリカのアクション映画とは一味違うテイストで、これはこれで楽しい。
それにしても、韓国って財閥が悪なのかしら。事情を良く知らないので、こういう映画の背景って、ちょっと気になるかも。
と思ってググってみたら、韓国って、娯楽と告発というか、社会問題が両立するんですな。御曹司が殴り合いをさせるシーンにモデルとなる事件があったとは。それで、あのふてぶてしい笑みですか。韓国財閥恐るべし。韓国歴代3位の興行収入は、庶民の憂さをはらすだけが理由ではないんだね。