舞台はブタペスト、キツネ、独特のキャラクター、躊躇いなく続く人の死、宇宙人的、なのにカワイイ世界観。
まさにウェス・アンダーソンのごとく。
日本語が介在されるのも「犬ヶ島」を連想。
観始めて即好きだと分かるタイプの作品。
雰囲気としては、北欧のかわいい感じなのに、何か全てがおかしくて、シュールで、壊れた世界なのにそのままどこまでも進んでいっちゃう。
トミー谷のサイコパスヤンデレな強すぎる愛。
でもビジュアルは永遠に陽気だから笑ける。
唄も意味わからないけれど中毒性あり。
ズレまくってるがピュアで、画面の向こうから応援したく成っちゃうリザが可愛すぎて報われてほしくて…静かにハラハラした。
愛されすぎたリザの周りはめちゃくちゃ。
みんな彼女に恋したまま死んでいくから、ある意味ロマンチック。
超独特の世界観で新鮮に楽しめた。
刑事のキャラクター最高にツボで大好き。
北欧の人の頭の中って面白いな〜💯
思いもよらない小ネタも多数。
この監督の他の作品も観たい。是非また何か撮ってください…
日本ラブなリザだから、日本人としては即親近感沸いてしまうね。
海外映画にありがちな中国っぽい日本とは違い、日本の侘び寂びの空気があり、監督の愛を感じた。
ウェス・アンダーソンワールドが好きな方にはオススメ。
ウェスほどテンポは速くないので、途中でダレるけれど、逆にウェスほど全てが奇をてらってるわけではないから苦手な方でも見やすいかな。
日本と北欧がコラボレーションした絵本みたいな作品で、お気に入り。
ウェスロスの身に染み渡った。