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キングスマン:ゴールデン・サークルの小のレビュー・感想・評価

4.0
2015年、本格的に映画鑑賞をしだしてから間もなくに前作の『キングスマン』の上映があった。これが滅法面白い。

コリン・ファースが酒場でキメ台詞を言ってチンピラをなぎ倒すシーンや教会でのアクション、そして「威風堂々」が流れるあのシーン、“笑撃的”だった。さらに心躍るのがスパイ道具の数々。特別感のある機能を持つモノに弱いんだよねー。

だから自分の中でスパイ映画、アクション映画といえば第一は『キングスマン』。まあ、刷り込みというヤツですね。

前作のヒットのためか続編の本作は、冒頭のカーアクションはもちろん、雪山のシーンとかアクションシーンがパワーアップした感じ。キングスマンといえば、エグジーよりもやっぱりハリー(コリン・ファース)だから、復活は素直に嬉しい。

ただね、時期が悪かった。ド派手なアクション映画として自分史上最高を当分は譲らないであろう『バーフバリ 王の凱旋』を昨年末に見たばかりだったからか、スゲェと思ったものの、向こうの方が上だなあと(比べるようなものではないかもだけれど)。

とはいえ、やっぱり好きなヤツ。前作は2回見たけれど、本作も複数回見ても自分的には楽しめる。シネマトゥディによれば、第3弾に加えてスピンオフ映画も進めていて、「ユニバース全体を創造しようとしている」(マシュー・ヴォーン監督)らしいけれど、キングスマンは見続けざるを得ないかも。

●物語(50%×3.0):1.50
・善悪の対決という点ではスパイ映画では定番な感じなのかな。

●演技、演出(30%×5.0):1.50
・斬新さはないとはいえ、十二分に満足。

●画、音、音楽(20%×5.0):1.00
・画も良いけど、音楽がアガる。
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