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キングスマン:ゴールデン・サークルのbackpackerのレビュー・感想・評価

3.0
皆様、ご無沙汰しております。
例年通り新年初めにオーシャンズ13鑑賞後、REDLINEや2001年宇宙の旅等の好きな映画を鑑賞して過ごしておりました。
残念ながら、レビュー投稿は滞りました。やる気が無くなってしまって……。
この機に一旦駄文の投稿はやめて、頭空っぽの映画鑑賞に舵を切りました。

しかして、先日鑑賞した『キングスマン ゴールデンサークル』。
あ~、楽しい~、映画最高~、Filmarksではどんな評価かなぁ~……なんて頭をよぎり、久方ぶりにアプリを開きました。
この画面を見るとダメですね。
まだ見ぬ映画の情報がジャブジャブと流れ込み、自分もレビューしたくなってしまいます。

ということで、『キングスマン ゴールデンサークル』。
前作を見たときは、その力強さと軽快な展開に魅せられ、こんなテンポコントロールされたらヨダレ垂れますやん!なんてひとりごちたワタクシ。
今作も同様、圧巻のカメラワークや巧みなテンポに踊らされましたが、ちっとばかし前作より勢いと熱量に物足りなさを覚えました(でもパンフは買う)。

ステイツマンの面々がもう少し動いたら良かったなぁ、狭い空間での縦横無尽なアクションも盛り込んでほしい、でもグロの配分は絶妙なブラックさで嫌いじゃないよ……などなど、色々思いながら眺めるエンドロール(珍しくあまり退出する人がいませんでした)。

世界規模の事件から、仄かに感じるリアリティーがいいですね。前作も今作も、キングスマンのそこが好きです。突拍子もないのに、荒唐無稽なのに、どこか現実味がある。

正直、マーリンのラストは悲しかった。ハリー以上に重要な脇役だったと思っているので、実に悲しかった。
まだまだあの未来を照らす輝かしい頭を見ていたかった。R.I.P.。

ハリーの言葉が未来を示唆していると信じて、さらなる続編が見れる日を待ちましょう。
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