ぶははは、何じゃいコリャ(笑)

犯されたり、事故死したり、
ヒト殺したり、様々な妄想の中
で最悪の結末を迎える事を
生業とする、妄想癖女子の話。

ていうか、どこまでが妄想で、
どこからが現実なのかサッパリ
判らんぞ！？

…いや、コレはもう最初っから
最後まで妄想だな。☆(笑)

ヒッチハイクで犯され、
裸の写真で脅され、
縄で縛られ、また犯され…。

戸締りくらいしろよ！とか色々
アタマのユルさにイラつくが、
そのせいで犯されるのも、全て
彼女が望んでの事なのだ。♪

おそらく最後は、現実と妄想の
境目が無くなって悲惨な結末を
迎えるのだろう、…とか思って
いたら…！

―――もう知らんわ。☆(笑)

次『異常性欲アニタ』観ようと
してるんだけど…、なんかもう
ヤメたくなってきたぞ。

むしろ、劇中で主人公が観てた
『ターザンの凱歌』に興味が
そそられた。♪

色々と追い詰められて、結局はこんな映画をぼんやり見返して逃避している。処女性を崇めながら淫婦を愛する、これが古今東西万国共通、男性表現者の理想像、願望。エロ映画でも大衆に媚びた恋愛映画でも真面目くさった面した芸術映画でもそれは変わらない。生身のダッチワイフみたいなクリスチナ・リンドバーグの肉体は説得力がある。性も暴力も人殺しもすべてが妄想。背伸びした少女の夢。

リンドバーグのデビュー作。一見可憐そうに見えるところから、日本でも人気が出て、「不良姐御伝　猪の鹿お蝶」（73）、「ポルノの女王　にっぽんＳＥＸ旅行」（73）に出演している。グスタフ・ヴィクルンドはリンドバーグ「絶頂」も監督している。