自殺したはずの花嫁が夫を殺害したあとも夜な夜な現れる事件をホームズが追う話。
テレビドラマ版は21世紀を舞台にしているが、本映画はビクトリア朝の頃の時代設定にしている…というのは正確ではないが^_^
ドラマを全く未見で観に行ったら、想像以上に一見さんお断りの作品で驚いた。劇場内にいるのはやはりファンの方々が多いようで、笑いや悲鳴が漏れていてアットホームな雰囲気だった。
ミステリー要素は薄めで、ドラマ版のキャラクターの魅力を活かしたファンサービスな一品といった印象。事件の真相は清涼院流水の小説のような荒唐無稽なオチだった。
ホームズの思考と喋りのスピードを視覚化して表現する演出が楽しい。ベネディクト カンバーバッチはやはりカッコいい。でもいつも変人役。あとワトソンとのボーイズラブちっくな関係も魅力で、女性がキャーキャー言いそう。
本編の前後にメイキング映像が長めに付いていて、この辺りは完全においてけぼり状態だった。
これはドラマ三シリーズ全話みるしかないかなあ。