キラー・シャーク 殺人鮫の作品情報・感想・評価

「キラー・シャーク 殺人鮫」に投稿された感想・評価

ヤベー博士が人間とサメのハイブリッドを創り出すというお話。しばらくサメが出るキッズ向け映画を観た後だったので、『こういうサメ映画を待っていた』と感慨深いものがありました。
タイトルの入り方がまず最高ですよね。迫真のBGMが笑いを誘います。悪趣味な実験のシーンや、モタモタした展開、余白の多いストーリー、イマイチ全体像の掴めないサメ男、徹底的にアホな登場人物たち、無駄な爆発、締まりのないラスト、どこをとってもサメ映画で素晴らしい。
全体的に、『いまのシーンいる?』という場面ばかりですが、サメ映画だからそんなことを気にしても意味がありません。主人公チームは一般人の筈なのに、博士の私設軍を壊滅させるぐらいは余裕の強さを誇ります。お前らただの会社員じゃないな?
サメ人間見たいけど大して陸を歩かなくても大丈夫!という方にはぴったりの映画です。
じゅんP

じゅんPの感想・評価

1.0
マッドサイエンティストが末期ガンの息子にサメの細胞ぶっ込んで作ったシャークマンに、息子の元カノとの子供つくらせて新人類の創造主になろうとする話。

この奇抜極まる設定を生殺しにするほどシャークマンが空気と化していて悲しい。

弛緩しきったダルいシーンと、カット割りすぎて何もわからんシーンが交互に襲い来るケタ違いの低クオリティ。まさに殺人鮫。
元カレが癌で亡くなったかと思いきや、マッドサイエンティスト・キング博士の手によって生まれたシュモクザメと人間の合体生物"シャークマン"になってた。
なんて事は女性ならよくある話の一つではないだろうか。
本作のヒロイン・アリシアもまた同じ境遇の持ち主なので、共感する部分も多い事と思う。
主人公のトムは地味な中間管理職ながら、銃火器の扱いと格闘術に精通してるため超カッコいいよ!一人で博士の私設軍隊を壊滅に追い込むほど強い!!

そして先に言っておくが、皆さんに残念なお知らせがある。
本作でシャークマンはこれと言って出番が無いのだ。
主人公一向と博士が持つ私設軍隊とのバトルが大半を占めてて、そこにシャークマンが茶々を入れると言った感じなので、割とビジュアルに凝ったシャークマンは完全に空気と化している。これは非常にもったいない…。


ところで、本作ではサメ映画の中では珍しくシュモクザメがモチーフとなっているが、そもそもなぜ「シュモクザメ」の必要があるのか?
この疑問については、劇中でキング博士が専門用語を大量に並べた根拠のない話で「だってシュモクザメすげえじゃん!」と説明してくれるが真面目に聞くとバカになるので気をつけよう。

総評するとサメ映画の中では凡作。つまり劇場公開されている素晴らしい映画と比較すると、水に薄めた馬糞程度(これでも綺麗な表現を選んだ方です)の面白さだが、人間が見る映像としては十分な出来と言える。
abdm

abdmの感想・評価

2.5
今作によると人類の進化形はサメ人間らしい。
ストーリーは末期癌の息子にサメの細胞を移植したらなんかサメ人間になっちった、です。
しっかりとこの手のセオリー通り"サメが全然出てこない"をこなしてるので必見です。

【元カレがサメ人間‥!?】

ある孤島を舞台に、サイエンティストが生み出したサメと人間の遺伝子を組み合わせた怪物の脅威を描いた作品。

レンタル店にて裏面を見ていたら〝水陸両用のサメ!!〝みたいな事が書いてあり、これは期待できそう‥と楽しみに観賞したのですが、期待外れでした(ーー;)

まず主役の元カレがサメ人間にされていて執拗に追い回される設定もイマイチ。ただのストーカーじゃないですか?!ಠ_ಠ笑

しかも肝心のサメ人間もほとんど出てこない始末。

なかなかサメ映画の当たりを引くのは難しいですね(´-`)
ずるい!サメ人間ってだけで見ますよそりゃ!
せっかくのサメ人間の全身がなかなか映らないだよな…
Nekubo

Nekuboの感想・評価

4.0
邦題からは想像もしなかった。本編を観始めて、原題のタイトルが出てきたところで「…ん?笑」と思う。

"Sharkman"

そう。本作はちょっとした凶暴化した鮫が人間を襲う映画ではなく、「鮫人間」が出てきて襲う映画だったのだ!

絵に描いたようなマッドサイエンティストが、癌で死にかけた実の息子を実験台にしてシュモクザメと合体させる。それが鮫人間ポール。マッドサイエンティストは鮫人間の繁殖を目論み、女性を攫っては被験体としてポールに襲わせるというまさにマッドネス!な実験を日々行っていた。しかし、これが中々上手くいかない。そこで過去にポールと婚約をしていた女性を使おうと考え、仕事という名目で女性とその仕事仲間を研究所に招待する。

このバカみたいなあらすじだけで観る人を選ぶ事請け合いだが、本作はクリーチャー好きには堪らない作品となっている。近年、この手のモンスター映画に出てくるモンスターは見るからに安いCGで表現されることが多いのだが、本作の鮫人間をはじめ、あらゆる非現実的表現を特殊造型物や特殊メイクで表現している。しかも、鮫人間の表情を演出するためのバストアップマペットもおそらく作っている。これが堪らない。しかも出し惜しみなく鮫人間が暴れ回ってくれるので特殊造形を余すことなく楽しめるのだ。

物語としてはバカバカしいのは今更言うまでもないが、程良い低予算モンスター映画に仕上がってるのは間違いない。決して退屈するような映画ではない。この手のモンスター映画が好きな人は必見だ。