大学生の頃、スキューバやってまして、本作の舞台になった座間見島に。民宿中村屋に宿泊し古座間見などのポイントを潜りました。
マリリンに逢いたいの公開の丁度一年後でした。観たい観たいと思っていたの観れてホントに嬉しい。

シロ役は本物のシロが演じたが、本物のマリリンは撮影当時すでに事故で亡くなっていたそうです。

公開前は映画館の予告を何度となく観てまして荻野目洋子さんの「DEAR〜コバルトの彼方へ〜」は耳に残っていました。

映画はまあまあでしたが、懐かしい座間見島に感動しました！とさ🏖️🐕🤿🚤

YouTubeで観れるらしい。

遅い夏休みを頂きこの作品の舞台である阿嘉島にきてます。3度めの慶良間諸島。慶留間島、外地島も含めて南西諸島38島めの踏破。チャリで30分はキツかったけど絶景の慶留間小中学校も観れて満足。
https://www.travel.co.jp/guide/article/25238/

さて作品について。加藤雅也の初主演作品。兄貴役で三浦友和、ヒロインに安田成美。脇役も嶋大輔、石野真子、石野陽子、相楽晴子、笑福亭鶴瓶と豪華。

海を渡る犬。シロはいじらしく可愛かったし、6年前に座間味島からシーカヤックで渡った安室島や安慶名式島、嘉比島など慶良間諸島の無人島が出てくるとワクワクする。

ただ無理やりな人間ドラマがなんだかなぁ。1988年公開の作品なので映像も演技も脚本も古臭くて雑。映画自体はいまさら観る必要なかったなぁ。

ちなみに阿嘉島では確かに犬を見かけない。劇中で言われてた通り島のしきたりが生きてるのかな。代わりに猫と鹿たち、特に背中にカラスを乗せた鹿を何頭も目撃。ジブリの世界。

慶良間諸島では座間味、渡嘉敷が有名だけど、阿嘉島はさらなる離島感が楽しめますよ。シーカヤックで無人島に渡って食べた沖縄そばは今でも過去最高の贅沢ランチ。

うーん、レビューになっとらんな🙄

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思い出補正抜きには到底語れない。
うちのお婆ちゃんは無類の動物好きでした。犬が海を泳いで恋人のところまで通っているというニュースにとても感心をしていました。
そこへ「映画化」の一報！勿論、お婆ちゃんは「映画館に行ってマリリンに逢いたい（一部脚色）」と言いました。
お婆ちゃんが「映画館に行きたい」と言った作品は「マリリンに逢いたい」と「忠犬ハチ公」と「丹波哲郎の大霊界 死んだら驚いた」だけなので珍しいこと。すぐに家族で観に行きました。
そしたら若い男が民宿作って、出会った女性に一目ぼれしたりと「犬が泳ぐ」とは関係ないことが延々と続くではないか...。
途中やっと泳ぎだして、ホッとしたのも束の間、また男女が好きだと言ったり、私は婚約しているのと言ったりとお婆ちゃんには心底どうでもいい話が続く...。最後にちょこっと泳いですぐエンディング...。
明るくなった映画館でお婆ちゃんは目が点でした。恐らく感想は「なんだこれ...」だったと思います。
ニュースで取り上げられる「チョットいい話」を膨らせに膨らませたのが本作。この作品を観ると「目が点のお婆ちゃん」を思い出して笑えてしまうのです(笑)本当は感動のストーリーなんですけどね。
80年代の沖縄地方の街並みを綺麗に映していて、風景の見応えが素晴らしいです。
因みにお婆ちゃんは僕が高校生の頃、女友達を家に呼んでオセロで遊んでいた時に、わざわざ挨拶にきてくれたのは嬉しかったけど、部屋から出ていった後に、もう一回部屋に来て「和室に布団を敷いておいたので、どうぞ...」と謎の配慮をして空気を凍らせたことがあります。
そんなこともセットで思い出すから、「マリリンに逢いたい」は笑えて笑えて仕方ない作品です。