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ビッグ・ボウの殺人
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ビッグ・ボウの殺人の作品紹介

ビッグ・ボウの殺人のあらすじ

死刑執行の後に誤認逮捕と判明して免職になったスコットランド・ヤードの警部が殺人事件に遭遇し、その犯人として逮捕された友人を救うために奔走する。イギリスで育ち、大学に通ったシーゲルが、十九世紀ロンドンを舞台にして撮った初長編作品。善と悪の境界が判然としない曖昧な境 域、明暗の明確な照明や遠近の際立つ構図など、いかにもノワールな世界観であり、画面。ロンドンが舞台だが、すべてワーナー・スタジオでの撮影。

ビッグ・ボウの殺人の監督

ドン・シーゲル

原題
The Verdict
製作年
1946年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
86分
ジャンル
クライム

『ビッグ・ボウの殺人』に投稿された感想・評価

3.4
1人の男が処刑された。その後、彼は無実だと判明し、捜査を担当したグロッドマン刑事が免職。その後、新たな殺人事件が発生してしまった、、、。

霧が深いロンドンの映像はなんか好き。グロッドマンが言う、船を造るものの成功は甘い果実だけど、事件が解決して、処刑台送りにする成功は苦い物だと意味深なセリフからスタート。

誤認逮捕だったと最初から衝撃な展開。その後、新たな殺人事件が発生して、よりサスペンス性が増す。霧深いロンドンで起こる惨劇。良いブリティッシュノワールだった。
ドン・シーゲル監督長編デビュー作。

殺人の罪で死刑判決を受けた男が、刑の執行直後に冤罪が判明し、男を逮捕したスコットランドヤードのグロッドマン警視は免職される。失意のグロッドマンを三人の友人が訪れた翌朝、そのうちの一人アーサー・ケンドールが刺殺体で見つかる。彼が先の殺人事件被害者の親族であった事から連続殺人が疑われ、グロッドマンの後任ジョン・バックリー警視は事件前日にグロッドマン宅でアーサーと口論していたクライヴ・ラッセル議員を逮捕する。ラッセルの冤罪を明かすべくグロッドマンは行動を開始する…というお話。

忍び寄る犯人のシルエットのみを捉えていたり、黒革手袋を履いた犯人の主観でカメラが移動したりと、後年のジャッロに影響を与えたかも?というショットを含め緊張感を高める演出、シーゲルは最初から仕事の出来る男だった。

最後は探偵モノよろしくグロッドマンが二件の殺人の真相について語り出すわけだが、いや最初の殺人についてそれなんか確定的な証拠ってあったっけ?てなるし、二つ目の方はまあなるほどなんやけど、ラッセルの処刑時刻が迫ってる中で余裕こいて喋ってるグロッドマンに「おまえ‼︎」てムカついたんでスコアはこれぐらい。
3.0
「ビッグ・ボウの殺人」
冒頭、1890年のロンドン。警察庁、操作ミス、無実の男、処刑、責任、敵対、警視に就任、密室の殺人、頭脳明晰、偽りの手がかり。今、グロッドマンを不審に思ったエムリックが彼を密かに追う…本作は「マルタの鷹」の共演で躍り出たグリーンストリートとローレのコンビで魅せるドン・シーゲルの長編ノワールミステリー処女作である。原作はイズレイル・ザングウィルの推理長編小説で、密室殺人を取り扱った古典名作。何が凄いって19世期に誕生した密室作品って事よ。映画うんぬんその前にに…原作者が凄い。ノワールDVD BOXに収録されていたが、ミステリーである…。個人的に複雑さがもう少し欲しかった。だが、役者の芝居が素晴らしいが為に楽しめた。特にS.Gは良かった。物語は妖しげな殺人が展開を追って起こり、霧の都ロンドンの警視庁の人々から尊敬されていた警視グロッドマンが捜査ミスによって無実の男が処刑執行され、彼は警視の座を追われ、敵対していたバックリーが警視に就任する。そして…と簡単に言うとこんな感じで、ミステリーノワール的な?作風でした。

『ビッグ・ボウの殺人』に似ている作品

犯人は21番に住む

製作国・地域:

上映時間:

90分
3.5

あらすじ

腕利きの刑事ウェンは、被害者ドゥラン氏の死体の上に電話番号を書いた紙を残した殺人犯の事件を担当することになった。売れない役者のウェン夫人ミラは、自らにマスコミの注目を集めようと、夫の事件の…

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