殺人!の作品情報・感想・評価

「殺人!」に投稿された感想・評価

明らかにぎこちない場面があると思ったら、「即興演出をやってみて大失敗したシーンがある」(by映画術)とのこと。
Natsu

Natsuの感想・評価

4.0
ヒッチコックのサスペンス

当時はトーキー初期でアフレコが出来ず全て現場の同録だったので、ジョンの髭剃りシーンで流れてくるラジオの音楽のために、スタジオに30人編成のオーケストラを連れ込んで録音したんだとか。
(DVD特典のこぼれ話より)
なかなか映画館で観られなかった映画であったが、VHSビデオが発売されて観ることができた作品。 

冒頭、女優が殺されるが、時計のアップ→女性の悲鳴→ドアをノックする音→町人の表情というオープニングシーンから、いきなり物語に観客を引きずり込むヒッチコックの手腕に圧倒される。 
現場に居合わせた女優仲間が警官に連行されるが、彼女を無罪と信じる男が事件の謎を追うという良くできたサスペンス映画であった。
MisaTakagi

MisaTakagiの感想・評価

3.9
ネイルしてもらってる時に鑑賞したからか少し印象がうすくなってしまったけれど、ヒッチコックの初期作らしくたしかに後作に続くようなカット割りや演出が見えた気がする。
ストーリーも最初の女性の悲鳴に始まって、嘘をついた事が段々と現実との境目が自分自身でわからなくなってしまう、誰にでもありそうな怖さがサスペンスでありながらホラーの要素があるヒッチコックらしさかなと思った。
YellTao

YellTaoの感想・評価

3.0
人物描写、セット表現や見せ方など、今に受け継がれる原点的なものを感じる。
ちさえ

ちさえの感想・評価

3.4
カメラが喋ってる、、と思った。
パンするカメラからどんなことが言いたいのか、なにを示したいのかがしっかり伝わってくる。
ごじ子

ごじ子の感想・評価

4.3
流石のヒッチ。初期作でこの面白さ。分かりやすい、楽しい、ドキドキできる、なのに密度高く大人の香り。投票用紙を分類するとき、一旦間違えて観客にあれっと思わせすぐ気付いて戻す、この本筋に何の関係もないワンシーンが観客を退屈させない、劇中人物が生身の人間だと感じられるといった効果をもたらしていると気づく。
cinefils

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3.9
20年以上ぶりに再見。

犯人探しというより、捜査と芝居を二重写しにしたバックステージものという印象が強く残った。上演中の舞台の袖での聴き込みシーンは笑える。

ハーバート・マーシャルの素晴らしい声を楽しめる。
王子

王子の感想・評価

4.0
後年の『裏窓』に通ずるものを感じる。ひとが〈それっぽい〉ことをあたかも現実であるかのように信じ込んでしまうという心理を逆手にとって驚きを演出する、というような。
んーーさすがに時代の古さを感じたし、謎解きものとしてあまり面白くもなかったかな。、、
1番残念だったのは自分が、ヒッチコックマラソン始めるきっかけとなった名著、ヒッチコックトリュフォーに犯人が大きな写真付きで載ってて、観る前から犯人が誰かわかってしまっていた事。笑
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