この映画「チャヌク・イン・ワンダーランド」感溢れる。監督パク・チャヌクが日本統治下における秘密の館の出来事を幻想的(ちょいちょいキモい)にエロチック(ちょいちょいゲスい)に描く。
男に支配される美徳からの女性たちの解放をミステリーを交えて痛快に描いており、終盤カタルシス高め。
とは言え、最初から設定について行けずに、そんな突飛な人たちの話どうでもいいわと暫しお昼寝してしまった次第。
お昼寝に誘われたもう一つはハ・ジョンウの日本語。『暗殺』同様のトーン、こちらが咀嚼しないとキツイので字幕出して欲しいほど。
キム・テリはすごい練習したなーて感心しましたけど。
あと、全体がファンタジー色があるのだが、日本文化の事実誤認というか、ふざけてんのか、何なんその日本w て突っ込みたくなる箇所多数。
個人的な収穫は侍女を演じたキム・テリ。NHKの朝ドラの主演でも行けそうな、純朴かつ明るい笑顔、時に目ヂカラの強さ。そして、瞬きせずに見させて頂きましたが、良いぞ!見に来た甲斐があるぞ18禁!←