
女手ひとつで息子を育てるため、銀座で女給として働く雪子。時折金の無心にやってくるかつての情夫と縁を切り、新たな亭主を得ることを考えたりもするが、いつも想像に終わるのだった。そんなある日、雪…
>>続きを読む祖母と共に花屋を営む桜子。彼女には戦死した兄の友人で医者の今西、鉛工場で働く袴田、ドラマー・仲尾という頼れる存在がいた。中でも今西とは恋仲だったが、仲尾の幼馴染み・由美子が母の病気の相談を…
>>続きを読む博が工場で腕を怪我した日に、寅さんが帰って来て貯金を始めたと珍しく周囲を感心させたが、結局冗談が過ぎて喧嘩になり通帳を置いて出て行った。それから九州・唐津の木賃宿で赤ん坊連れの若い男と酒を…
>>続きを読むヴィーナス化粧品本舗のサラリーマン・万年太郎が九州支社から東京本社へ転勤してくることに。社内は彼の噂で持ち切り。この中にあって、後輩の増田善吉は好奇心半分の若原若子と連れ立って万年太郎を東…
>>続きを読む太平洋酒の乗っ取り話を耳にした平均(たいらひとし)は、口八丁で同社社長の信頼を得てまんまと社員になる。初仕事で大株主・富山商事社長の買収を任され見事成功するが、数日後、富山の持ち株を黒田物…
>>続きを読む京南大学水泳部の田沼雄一は、老舗すき焼き屋「田能久」の若旦郡である。水泳部主催のパーティの日。澄子は雄一に好意を寄せているが、彼はほかの女性とばかり踊っていて機嫌を損ねる。夏休み。雄一たち…
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