タケオ

マンハントのタケオのネタバレレビュー・内容・結末

マンハント(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョン•ウー、遂に日本襲来‼︎

1974年に発行され高倉健主演で映画化された「君よ憤怒の河を渉れ」のリメイク作品だが、そんな情報は本作を鑑賞し語る上で何一つ必要ない‼︎

殺人の罪を着せられたジェイソン•ボーンレベルの身体能力と機転を持ち合わせた国際弁護士ドゥ•チウと、これまた並外れた身体能力と洞察力を持ち合わせた一匹狼刑事矢村が、デッド•プールを生み出さん勢いの非人道的開発を進める天神製薬に立ち向かう‼︎

ぶつ切りの場面転換、違和感しかない吹き替え、何の脈絡もなく唐突にブチ込まれる雑な伏線、最後まで読ませてもらえない大切な手紙、ペラッペラな人間ドラマ、超に超を重ねそこに超をぶっかけた超絶御都合主義展開‼︎

うるせぇ‼︎
そんな野暮なツッコミを入れたい奴は鳩と一緒に何処かへ飛んでいきやがれ‼︎

二丁拳銃、ロングコート、神聖な領域での銃撃戦、スローモーション、鳩 鳩 鳩 🕊🕊🕊🕊
ケレン味とかそういう次元を遥かに超越した超絶怒涛のバカアクションに恐れ戦け‼︎‼︎

日本ロケなのが原因かいつもより派手さに欠けたのも事実だが、頭スッカスカにして腹を抱えながら鑑賞するのには最適な作品だ‼︎‼︎

巨大な陰謀も相次ぐ低評価も全体的な違和感も、ベッタベタな男たちの熱い友情とジョン•ウー監督、そしてそんなアホ映画を愛する俺たちボンクラの前では全くの無力だぜ‼︎

いいぞ、もっとやれ‼︎‼︎
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