NoAceJustYou

サマー・ヴェンデッタ/ボドムのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

2022/10/10鑑賞。31点。
〈見所〉
・大学生なのか高校生なのかよく分からない主人公たち4人
・男はセックスが欲しい、女は愛が欲しい

〈あらすじ・ネタバレあり〉
1960年代のフィンランドで、4人の学生が殺された。犯人は未だに逮捕されていない。
その事件は、【ボドム湖殺人事件】と呼ばれている。

首にタトゥーのあるティーンエイジャー エリアスは、学生の友人・アッテを誘って、ボドム湖に行くことに。
アッテは、陽キャのノーラと彼女の友人・イーダも誘うことに成功する。
※イーダは、パーティーで睡眠薬を飲まされて裸の写真を撮られたトラウマがあり、引きこもりがち

ボドム湖に着いた4人だったが、ノーラとイーダはキャンプのつもりで着いてきていた。ところが、エリアスとアッテの目的は【ボドム湖殺人事件】の検証。
ノーラとイーダは仕方なく検証に付き合ってあげることに。

夜になると、アッテが何者かに刺し殺される。
エリアスとイーダは、ノーラを探すことに。エリアスは、「イーダの裸の写真が出回った噂が流れていたが、その写真を見た人は誰もいない。警察も結局見つけられなかった。写真を見たって言ったのは、ノーラだけ」。
その直後、エリアスはノーラに刺されて死ぬ。

ノーラとイーダは、エリアスとアッテの死体を湖に沈めて、車で街に戻ることに。


ノーラとイーダは殺人の共犯者だった。
だが、エリアスが死ぬ直前の言葉が気になったイーダは、裸の写真がでっち上げなのでは?と疑うようになる。
・・・ノーラは、イーダとエリアスが友達以上恋人未満の関係にあると知って嫉妬。パーティーの日に、イーダを眠らせたのは事実だが、写真は撮っていない。「裸の写真がある」と噂を流しただけで、その噂が勝手に広まった。そして、ノーラはその噂に「撮影したのがエリアス」と尾鰭をつけた。
イーダは「エリアスを殺したい」と言い、ノーラはその願いを叶えてやった。

イーダは、ノーラが嘘をついたことに腹を立て、車を運転する彼女と揉み合う。車は大木に衝突。
そこを通りがかった親切な男が、車を牽引してやると申し出る。

顔を見られたので男を殺すことに決めるノーラだったが、話の流れでノーラもイーダもアッテを殺していないと分かる。・・・となると、アッテを殺したのは、牽引してくれるこの男では?
2人の予想は的中し、男は牽引するふりをして乱暴に運転し、ノーラとイーダの乗る車は横転する。

大怪我をして動けないイーダは、自分を見捨てていいから逃げて!とノーラに言う。
ノーラは森の中に逃げるが、男の放った犬に襲われて結局捕まる。

男は、ノーラとイーダの乗る車を湖に沈め、2人の口を接着剤で固めた後縛り上げる。
ノーラを殺害した後、男はイーダを民家の前で解放する。

イーダは保護され、警察は彼女の証言をもとに男の捜索を開始。
だが、男の存在を示す証拠は一切見つからず、代わりにイーダの罪が立証される。
警察と検察は、殺人のトラウマを抱えてイーダによる妄想と断定した。
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