配信終了間近だったので、そういえば、と思ってチョイス。
あんまりどんな内容か知らず、確か宇宙でパニック?くらいの認識。
火星(だったっけ?)で発見した生命体を研究する目的か何かで宇宙船に運ぶようなところから物語はスタート。
特にそれぞれクルーの物語や、宇宙船外の物語を語るシーンはなく、あるとすれば自然な描写でクルーのバックグラウンドをなんとなく知らせる程度、所謂密室系のパニックホラーと言っていいと思う。
こんな話だったんか、と。笑
大体キャストで映画を観る人間なので、ポスターに出てる割に早々に退場するライアン・レイノルズに驚きしかない。
最初は小さな半透明の生命体で、なんとなく、友好的なイメージ。
でも調査するのが目的なわけだから、動かなくなったそれ、カルビンと名前をつけていたけど、カルビンに電気を流したのが運の尽き。
それを機にカルビンが物凄い攻撃性を顕にして、クルーたちに襲い掛かる…!
大体この手のパニック映画だと、自分のことしか考えないバカがバカなことやらかすのがセオリー。
でも、ここは宇宙船で、みんなかなりの訓練を受けてきた知識人の集まりなわけだから、その心配が皆無だった、というのが他の映画と一線を画すところだった✧‧˚
みんながみんな、他のクルーのことを思って自己犠牲に走る最期。
これは密室系パニック映画で珍しい展開。
このカルビンがまた頭がいい!
というか、どんどん学んでいくのが吸収が早くて、クルーたちはどんどん追い詰められていく。
助けを呼ぶにも無線みたいのは壊されるし、酸素も減っていく、クルーたちは死んでいくし、で絶望的になっていくも、なんとか助けが来た!
途中希望の光が見えつつ、それは実はカルビンを地球に絶対に持ち込ませないための隔離手段という更なる絶望。
ここで意外にも最後の三人(ジェイク、レベッカ・ファーガソン)まで残った真田広之が犠牲になるの…(´;ω;`)
正直もっと早く死んじゃうかなって思ってたから、ここまで生き延びて嬉しかった!
それに、なんていうか、日本人の自己犠牲みたいな描き方を少し感じた、かなぁ。
『The Meg』のマシオカに通ずるものがあった。
最後は本当にあぁ〜…(´°ω°`)っていう感じの救いようのない展開。
でも、それは正直クライマックスで読めるんだよね、だってもうここまで来て、はい成功!無事助かりました!はないだろうなって。
バッドエンドではあるけど、密室系パニック映画としてはなかなか出来が良かったし、時間も長すぎず短すぎずちょうど良くって観やすかったです☺︎︎
それにしてもジェイクの瞳って本当にキレイね♡
レベッカ・ファーガソンは相変わらず能面みたいだけど、今回はパニック映画ってこともあって、ヒステリックな顔も見られます。笑
記録 : 2020年32本目。