
福岡県筑豊地方は、明治以降、炭鉱開発で栄えた場所である。記録作家・林えいだい(82歳)は筑豊にある朝鮮人部落や無縁墓地の跡を訪ね、戦争によって日本に徴用された朝鮮人たちの、悲しみの記憶をたどる。若いころは北九州の公害問題に取り組み、その後フリーとなって、カメラとペンを携え、これまでに執筆したルポルタージュは50冊以上。癌に侵された現在でも震える手をテープで固定しながら執筆活動を続けている。神主だった父親の寅治は、炭鉱から脱走した朝鮮人たちを、自宅に匿い、警察の拷問で命を落とす。林が反権力を貫く原点はそこにある。現在彼は、終戦間際に軍に処刑された朝鮮人特攻隊員について、取材を行っている。民族差別ゆえに処刑された冤罪事件とみて、その真相を探ろうというのだ。
中国の初代皇帝の墓である秦始皇帝陵を守る、数千体もの兵馬俑(へいばよう)。考古学的な証拠に基づき、その兵士たちの物語を再現ドラマを交えて検証する。
430年の伝統を受け継ぐ遠州茶道宗家の13世家元・小堀宗実と、その家族に3年間密着。流祖・小堀遠州が造った庭園や城、豪華絢爛な茶会の様子を撮影。さらに、財界人や文化人、職人たちが、現代に息…
>>続きを読むたとえ忘れてしまうとしても、この一瞬を胸に焼き付けたい。 驚きのエンディング、溢れ出す涙が止まらない。 大学受験を控えた平凡な高校三年生・葉山タカシの前にふと現れた少女・織部あずさ。タカシ…
>>続きを読む連続在任日数2822日を誇った歴代最長在任総理大臣・故安倍晋三。総理退任後も、凶弾に倒れるまでキングメーカーと称され、群を抜く影響力を維持していた。タカ派的な外交政策と所謂“アベノミクス”…
>>続きを読む今も世代を超え愛され続ける画家いわさきちひろ。本作は、誰もが知ってる絵本画家の誰も知らない波乱の人生を、黒柳徹子、高畑勲ら、ちひろから影響を受けた50人の証言を元にひも解くドキュメンタリー…
>>続きを読むノーベル平和賞候補になり、朝日賞や埼玉県民栄誉賞などを受賞した水墨画で風景画家の丸木位里(1901‐1995)と人間画家の丸木俊(1912‐2000)夫妻は、「日本人側から見た記憶を残して…
>>続きを読むなぜ、対馬丸は狙われ、そして見捨てられたのか―。 一夜で784人の子どもたちが命を落とした、戦時下史上最大の学童死亡事件「対馬丸事件」。当時、この悲劇は箝口令により徹底的に秘匿とされ、その…
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