久しぶりに高得点。知っているつもりだし何度も向き合っていたはずなのに、改めて映像を突きつけられると身が引き締まる。
そんな作品だった。
もちろんご夫妻のこれまでのテーマの流れから必然的に辿り着いた…
監督さんのお話があった。日本で唯一陸上で戦争が行われた場所が沖縄。そこで何があったか、どんなことが行われたかはドキュメンタリーやドラマなどで見聞きしてはいる。今残っている沖縄戦の写真は全部アメリカ側…
>>続きを読む『丸木位里・丸木俊 沖縄戦の図 全14部』東京都写真美術館ホールでようやく見れた。
見てよかったけど、怖い、辛い、絵に魂が宿っているかのようだ。
同じ日本人である日本兵に虐殺された人たち。家族同…
丸木位里、丸木俊夫妻と言えば広島の「原爆の図」で有名で、沖縄戦の絵については、NHKの朝ドラで沖縄が舞台になった時にガマについて調べて知った。沖縄に行かなければ実物は見られないと思っていたので、是非…
>>続きを読む印象的な部分メモ
・「生きるために隠れてたのに死を選ぶしかなかった。」
・「反戦反核画家と言われるけれど、決してそうではない。そういう一面も確かにあるのかもしれないけれど、それよりもっと根源的で哲…
この夏に戦争関係のものに触れていなかったと感じたので鑑賞。
佐喜眞美術館、ルミエール・プラス。
【重い現実、軽い言葉】
絵についての映画というより、戦争についての映画です。
若手ユーチューバ…
「沖縄戦の図」をはじめ、丸木夫妻の絵をきちんと鑑賞したことがなかったため、この映画で夫妻のこと、絵の背景を理解できたことは良かった。
できれば、夫妻の話、沖縄戦だけにシーンを集約してくれた方が、より…
残っている太平洋戦争の写真はアメリカ側から写したものばかり。日本人側から見たものを記録に残していかないと。
それが作品「沖縄戦の図」にとりかかるきっかけだったとのこと。
私は存じ上げなかったのだ…
日本人の目から見た戦争の記憶を語り継がんと80代、70代の丸木夫妻が取り組んだ画業の凄まじさに圧倒される。作品の解説にとどまらず、それぞれの図で切り取られた惨禍が起きた場所の風景、丸木夫妻の制作に協…
>>続きを読む©2023 佐喜眞美術館、ルミエール・プラス