いわさきちひろさんを透して子どもをみつめる。
そこには生きることの本質がある。
その眼は生命のあり方を湛えている。
伝わってくるものはどこまでも透きとおっていて、直感的にそれがほんとうのことだと…
絵本作家の『いわさきちひろ』のドキュメンタリー。
『いわさきちひろ』と言えば物悲しく儚い絵のイメージがあり、勝手に優しい方を想像していたが、意思が強い方で、なかなかに波乱万丈な人生を送られているこ…
本当に波乱の人生だった。
望まない結婚と悲劇。再婚後も、生まれたばかりの子どもを実家に預けて、時々会いに行くという道を選び、絵に向き合った児童画家。
みずみずしく美しく、やわらかな絵の裏にある、熱い…
TVのドキュメンタリー?と思うような説明的すぎるナレーションと音楽。SEとチャプター毎のテロップが特にTV的。構成も最初を除けば年代順にいわさきちひろの足跡を辿るだけで、これがちひろ美術館にて上映さ…
>>続きを読む「社会変革や反戦平和運動」「戦争に反対して逮捕された人」「小さな新聞社」とか特定のワードを徹底的に排除していて気味悪…著作権の主張も「戦火の中の子どもたち」が生まれたのもこの人が筋金入りの共産党員だ…
>>続きを読むいわさきさん自身が、単なる文章の説明以上のものとしての絵を追い続けたことを思えば、この映画は、いわさきの人生の単なる説明に終始しているように思えてしまう。再現ドラマに至ってはあんまりだし、子どもの朗…
>>続きを読むホライズン・フィーチャーズ